NECのマイクロコンピュータ・トレーニングキット
懐かしの「TK−80」・・・の残骸

2013-04-28

仕事場のジャンク箱を探ってて発掘できた、「TK−80」・・・の残骸です。

あれこれ部品採りされてしまって、まぁなにも残っていません。
基板の裏を見ると、あれこれ配線して使っていた様子がうかがえます。
1976年、発表・発売されてすぐに買ったものです。

2004-05-28

基板左上に3つ残っているのが電気的消去できるEPROM「μPD454」、1個256バイトです。
大阪・難波にあった「ビット・イン」で、これの書き込みをさせてもらえたのです。
ずいぶん通って、いろんなツール作りのためにアセンブルさせてもらったりしました。
最初は「紙テープ」ベースで編集していました。
開発ツールの名前、なんだったっけ。PDA-80だったかな。
カシオのインクジェット端末、タイピュータが置いてありました。
まだCP/Mもなく、8インチ・フロッピーの導入はもっと後です。
いやはや、LEDまで引き抜かれて再利用されています。
抜いて使ったチップ、探せばどこかから出てくるかもしれません。
基板の裏を見ると、あれこれ配線しているのがわかります。
ユニバーサルエリアには、おなじみのカセットテープレコーダ・インターフェース
だけでなく、8255(I/Oチップ)を増設していますね。
結局これで何をさせたのでしょうね、なんやかんや作ったのは記憶にありますが、
最終形態が何だったかは覚えていません。
しかし、マイコン開発ツール作りのスタートは、まぎれもなくTK-80だったのです。
紙テープリーダーや紙テープパンチャーの制御、ROMライターの制御、いろいろ
やりました。
自作ROMライターの最初は、2708でした。 このチップは部品箱の片隅に残っています。
窓からチップ表面が見えるので、顕微鏡で見るとなかなか興味深いものです。

「NEC TK-80」で検索すると、あちこちで紹介ホームページが見つかります。
ハード構成やら機能紹介など、詳しく解説されているところがありますので、
皆さまの思い入れが伝わってきます。

「TK-80」のユーザーズマニュアルを発掘できました。  (2004-05-28)
中の紙が黄ばんでいます。
表紙の右下に「SEP-22-76」という表記がありますので1976年ですね。
左の写真をクリックすると、TK-80の回路図を表示します。
CADではなく手書きの図です。

7セグLEDの表示方法が特徴的でした。
DMAで特定RAMエリアの表示データを「555」で発振させたパルスをカウンタで数えアドレスバスに食わせて、ダイナミック表示します。
CPUへの「-5V」を作るのも、クロックを倍圧整流した特徴的な回路を使っています。
1ステップ動作の回路もうまく作ってありました。

2013-04-28

 ブログ:居酒屋ガレージ日記で書いていますが、「インターフェース誌発掘作業中」のように、
置き場所減量のため昔の技術雑誌や古い資料を廃棄しています。
その中で捨てられなかったのがこのTK-80関係の資料です。
「オークションに出してみたら」なんて、話も出ていたのですけれど…

 せっかくですんで、捨てる前にスキャンすることにしました。
A3見開きでモノクロ・二値化でpdfにしています。
  (画像クリックで開きます)


μCOM-80トレーニング・キット
TK-80ユーザーズ・マニアル
  (5.8Mバイト)

「ユーザーズ・マニアル」という表記が正式です(笑)
TK-80応用プログラム
  (2.0Mバイト)

なにせアセンブラでの解説。
プログラムを「16進数」で入力しなければなりません。

時間管理のためのハードウェア(タイマー割り込みなど)が使えないので、並列した処理の実行方法を勉強するには不便なキットです。

計時用ハードウェアが欲しかった。



#PDF