| ニッケル水素電池の放電特性 |
2006-02-07
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続報はこちらから
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お知らせ (2005-12-23)
放電特性記録機能付きバッテリー放電器組み立てキットの頒布を始めました。
詳細は、私の仕事場である(有)アクト電子
http://homepage3.nifty.com/act-ele/batdchg3/batdchg.htm
をご覧ください。
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※三洋eneloopとHR-3UG(2700mAh)のデータは「新世代ニッケル水素電池の放電特性」をごらんください。
※松下HHR-3XPS(メタハイ2600)の特性です。
ここをどうぞ。 ちょっと興味深いメモリー効果が生じた放電特性も得られました。
※日立マクセル HR-3SD(typ 2500mAh 三洋のOEM品)の特性を調べました。
ここをどうぞ。
※およそ4ヶ月間、継ぎ足し充電で使ったニッ水電池の様子を紹介してます。
ここをどうぞ。
※ニッ水電池ではない単3形電池(マンガン、アルカリ、単4アルカリ、NiCd)の放電特性を
調べてみました。 ここをどうぞ。
※三洋HR-3UA(トワイセル2100)の劣化具合報告は、中ほどと最後のほうにあります。
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2003-10-01
手元にあるニッケル水素電池(3種類)の放電特性を調べてみました。
使用したのは自作のバッテリチェッカです。
2種の電池はDiMAGE7iを買った時から使い続けています。系列1がDiMAGE7iに付属の三洋電機の電池、
系列2がカメラ購入時、同時に買った松下電池のメタハイ2000です。そして2003年5月に三洋電機の
新しい電池を買いました。
松下のが2組ありますので、合計4組のニッ水電池でDiMAGE7とその専用フラッシュiを運用しています。
どの電池も、「メモリー効果を気にしての積極的な放電」は行っていません。長時間にわたって行われる
イベントの撮影では、電池を使い切ることもありますが、たいていの場合、ちょっと撮影しては
すぐ充電するというスタイルです。
長時間撮るぞというときは、電池の減り具合に関係なく、前日準備として充電しています。
使っている充電器はDiMAGE7iに付属していた三洋電機製です。
放電特性は、「1アンペアの定電流放電回路」を使って、1分ごとの電圧変化を調べました。
放電終止電圧は「0.8V」に設定しています。 (JIS規格での放電特性検査仕様とは異なります)
縦軸が電圧「ボルト」、横軸が時間で数値は「分」です。
放電終止電圧になると放電をやめるので無負荷になり、電圧が回復している様子が見えています。
やはり新しい電池の実力、このグラフを見ても明らかです。この性能が、「新品電池だから高容量なのか」
「古いから特性が劣化しているのか」ということなのかは不明です。もっと長期間かけて調べなくてはなりません。
| 系列1:三洋電機 HR-3USV | DiMAGE7iに付属していた電池です。2002年6月から使い続けているのですが、主に外付けフラッシュ用として使っており、カメラ本体での使用頻度は高くありません。min容量1600mAh |
| 系列2:松下電池 HHR-3EPS | DiMAGE7iを買った時、同時に購入した「メタハイ2000」です。サンヨーの新しい電池を買うまで、主にこの電池をカメラで使っていました。体感的に、付属していた三洋の電池より長くカメラが使えます。min容量1900mAh |
| 系列3:三洋電機 HR-3UA | 2003年5月に購入した新しい電池です。あきらかに長寿命です。min容量2000mAh |
| グラフ1 (2003年8月に測定) |
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測定に使用した機器は自作ツールの中のバッテリチェッカで紹介しています。
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使い出して2年以上経過したニッ水電池の放電特性
2004-08-22
最近、DiMAGE7iで三洋の「HR-3UA(min2000mAh)」を使っていると、
どうも早くバッテリ電圧低下の警告が出るようになってきました。
一番新しくて(2003年5月に購入)、容量も大きく、上のグラフにもありますように特性も良い電池です。
しかし、メタハイ2000より持ちが悪い!という感じなのです。
ものは試しと、使い続けている3種類の電池を放電させて、その特性データを取ってみました。
電池とデータとの対応は上のグラフと同じで、系列1がDiMAGE7iに付属の電池、系列2が松下のメタハイ2000、
これらはDiMAGE7iを買って以来使い続けているものです。
ただし、付属していた三洋の電池は、ほとんど外付けフラッシュでしか使っていません。
カメラにはパワー不足なのです。
系列3が一番新しい三洋のHR-3UAです。
放電時間を見る限りは、系列3の電池が一番長持ちしているのがわかります。
しかし、放電途中の電圧値に注目してみると、系列2の電池より低い電圧が続いています。
カメラで電圧低下警告が早く出ると感じるのは、このあたりが原因のようです。
約1年前に測定した上のグラフでは、HR-3UAは一番良い特性を残しています。
ということは、この1年間使っているうちに特性が悪くなってきたということなのでしょうか。
「周囲温度の影響」も考えられますが、測定した季節はほぼ同じです。
日常での使用感も、ちょうどこのグラフと合っているような感じがします。
| グラフ2 (2004年8月に測定) |
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さて、上のように電池の放電特性を取って直後、再充電してからさらに放電させ、特性を調べてみました。
するとどうでしょう、下のグラフのように系列1と系列2の電池では放電平均電圧がずいぶん上昇しています。
グラフで見ても平坦部が長く続いています。
完全放電により電池にカツが入って、活性化したのでしょうか。
しかし系列3の電池(HR-3UA)は、ましにはなっていますが、
劇的な変化ではありません。
| グラフ3 |
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放電結果を数値で記すと次のようになります。
放電継続時間(時:分:秒)と放電平均電圧(ボルト)です。
| 1回目の測定 | "Bat1 01:42:07 1.104" "Bat2 01:57:33 1.146" "Bat3 02:02:41 1.126" |
| 2回目の測定 | "Bat1 01:42:12 1.139" "Bat2 01:57:29 1.155" "Bat3 02:00:16 1.129" |
系列1と2は、あきらかに状態が良くなっているのが見えています。
やはり、電池のリフレッシュ、効果があるということでしょうか。
大量撮影する予定がある時など、それに向けて電池の放電と充電を
行っていますが、日常での撮影ではリフレッシュはあまり気にしていませんでした。
使い続けてきた電池では効果が出てくるのかもしれません。
生データ
測定時の生データ(測定ログファイル:テキストファイル)を置いておきます。
| 1回目の測定 | グラフ2 | 2004_08a.TXT |
| 2回目の測定 | グラフ3 | 2004_08b.TXT |
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三洋トワイセルHR-3UAの放電特性
2004-08-25
上に報告していますように、三洋のHR-3UAの特性が思わしくありません。(2003年5月購入)
買った当初は、「新しい電池、やっぱり持ちが良くなっている」と体感できたのですが、
最近は「えらく持ちが悪いなぁ」という感触です。
で、上の実験となったのです。
上の実験では4本あるHR-3UAのうち、任意に抜き取った1本だけの特性を
調べました。
今回は、4本同時に放電させ、同一ロットの電池がどのような特性になっているのか
を調べてみました。
ただ、このうちの1本は、上で実験した時に放電と充電を行っており、
残りの3本とは最終充電時期が異なります。
1本は充電してから1週間、残り3本は2週間ほど放置していた
ことになります。
放電データから見て系列4の電池がこの1本かと推測されます。
| グラフ4 (2004年8月22日に測定) |
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| グラフ4生データ | 2004_08c.TXT |
まず気になるのが、放電電圧です。
およそ1.1Vで安定していますが、松下のメタハイ2000では、
この安定した電圧が高め(1.2V近く)になります。
充電してから1〜2週間ほど放置した電池とはいえ、下の方で紹介しています
電池の放置実験と比べれば、特性の差がわかるでしょう。
系列1の電池は、放電直後から電池電圧が下がり、その後、徐々に
上昇して、他の電池に近づいてくるようなぐらふになっています。
放電時の温度上昇で電池が活性化するのでしょうか?
この放電試験を行って直後、再び充電して放電試験を行ってみました。
完全放電と充電サイクルを繰り返すことにより、電池にパワーが戻るのではないかと
思ったのです。その結果です。
| グラフ5 (2004年8月22日に測定) |
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| グラフ5生データ | 2004_08d.TXT |
「グラフ4」と比べれば、状態はずいぶん良くなっています。
しかし、「グラフ3」での松下メタハイ2000(HHR-3EPS)のデータを見てみると、
電圧低下「1.15V」までの経過分数は「80分」でした。
それが三洋のHR-3UAでは(4本のうち状態の良いものから)、
「84分・73分・63分・61分」となっています。
一番状態の良い84分というのが、上の方の実験で放電を繰り返した
電池かもしれません。
残念ながら、電池一本ごとの管理はしていませんでしたので、確認はできません。
DiMAGE7iで使うことを考えると、放電完了電圧までの時間より、高電圧を維持している
時間が重要です。
もう一回、放電と充電のサイクルを繰り返せば状態が良くなるのかもしれ
ない、という可能性はあります。
もし、性能が回復するようであれば、
「電池のリフレッシュ効果があるよ!」という結論になります。
HR-3UAを充電後続いて放電させて特性を調べてみました。
| グラフ6 (2004年8月23日測定) |
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| グラフ6生データ | 2004_08e.TXT |
グラフ6の測定では、1.15V へ低下までの時間は、77分、75分、64分、53分という結果が出ました。
この後、さらに充電と放電を行いました。
| グラフ7 (2004年8月24日測定) |
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| グラフ7生データ | 2004_08f.TXT |
放電開始より1.15Vまで低下する時間は90分、89分、82分、79分となりました。
何回か放電と充電を続けるうち、電池が活性化してきたような気がします。
放電持続時間はあまり変わりませんが、放電継続時の電圧が上がってきたように
思えます。
ということは、三洋のこの電池に関して、定期的なリフレッシュは大いに役に立つぞということなのでしょうね。
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三洋トワイセルHR-3UA、やはり劣化しています
2005-01-03
上で記していますように、2003年5月に購入して使っていた三洋のHR-3UA(min2000mAh、公称2100mAh)の
放電特性がずいぶん悪くなっています。
2004年の夏ごろまでは、定期的にリフレッシュしていれば、ずいぶんましにはなっていたのですが、ここのところ
気温が低いせいかもしれませんが、放電時に維持している電圧が低くなり、DiMAGE7iではまともに
使えなくなってしまいました。
カメラ本体ではなく、外付けフラッシュ用の電池に降格です。
放電特性は、新たに製作したPIC16F88を使ったバッテリー放電器で計ってみました。
これまでは1Aの定電流放電でしたが、新しいこの回路では1オームの抵抗による
定抵抗放電となっています。
これまでのグラフとは異なりX軸が電圧値、Y軸が経過時間となっています。
グラフを90度右に回すとこれまでのものと同じになります。

※生データ:BAT0501A.TXT
系列1〜3が松下のメタハイ2400(HHR-3SPS)、系列4〜6のグラフが三洋のトワイセルHR-3UAです。
それぞれについて、充電完了直後、充電後2日目、充電後1週間目の放電特性を調べています。
(メタハイ2400の特性は比較のためのものです)
系列1:松下HHR-3SPS 充電完了直後
系列2:松下HHR-3SPS 充電後2日目
系列3:松下HHR-3SPS 充電後1週間目
系列4:三洋HR-3UA 充電完了直後
系列5:三洋HR-3UA 充電後2日目
系列6:三洋HR-3UA 充電後1週間目
系列4〜6のグラフを見れば一目瞭然ですが、HR-3UAの放電維持電圧が低くなっています。
DiMAGE7iの場合、「1.10V」を切ると起動(電源オン、オートパワーオフからの復帰)が
怪しくなっていますので、できるだけ高電圧を維持しておいて欲しいわけです。
しかし、ニッ水電池の定格放電終止電圧「1.00V」までの放電経過時間を見てみると、
それなりの特性が出ています。
充電後に1週間放置していても、充電完了直後の放電時間と大きく変わりません。
100分を超えるまで放電が続いています。
HR-3UAの劣化は、電池容量の減少というよりも、放電維持電圧が低くなってきたという
現象として現れたということでしょう。
放電時の電圧が低くなるということは、内部抵抗の増大です。
しかし、残念ながら製作したバッテリー放電器では内部抵抗を測定することはできません。
(そのうち何かツールを考えてみます)
三洋のトワイセル電池、次のようなサイクルで製品が出ています。(不正確かもしれませんが)
| 型番 | min容量 | 公称容量 | 発売 | |
| HR-3USV | 1600mAh | 1700mAh | DiMAGE7iに付属 | |
| HR-3UA | 2000mAh | 2100mAh | 2002年9月 | 今回のレポート |
| HR-3UB | 2150mAh | 2300mAh | 2003年9月 | |
| HR-3UF | 2300mAh | 2500mAh | 2004年8月 |
私が使っているHR-3UA、すでに2世代前の電池です。
しかし、使用期間はおよそ1年半。毎週充放電したとしても100回には至っていません。
4本ペアで使っていますので、4本とも同じような劣化具合というのは納得できる点です。
HR-3UAより以前に買い、使用頻度の高い松下のメタハイ2000がまだまだ元気なだけに
ちょっと残念な気がします。
三洋の新しい電池を試したいところですが、今のところカメラ用に3組、フラッシュ用に2組
あるので日常撮影には不便していません。
何か大きなイベントを撮影する機会があれば、三洋の新しい電池を試してみたいと思います。
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2004-08-25
2004年8月24日、やっとこさ新しいニッ水電池を買ってきました。

買ったのは松下の「メタハイ2400」4本と充電器「BQ-390」のセットです。
購入直後、電池はカラですので、早速充電。
充電完了後、直ちに放電試験してみました。
| グラフ8 (2004年8月24日測定) |
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| グラフ8生データ | 2004_08M1.TXT |
1.15Vを切った時間は、123分、122分、117分、115分と、たいへん優秀な値になりました。
1.2Vを超えている時間さも96分、90分、90分、80分という結果になり、DiMGAE7iを使う上で、
ずいぶん楽になりそうな予感がします。
この性能がいつまで維持されるか楽しみです。
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2004-03-21
追記 2004-04-17
「価格.com」の「DiMAGE7i掲示板」で、充電後に放置したニッ水電池の特性についての
話が出たので、調べてみました。
使った電池は、2002年6月にDiMAGE7iを購入した時に付属していた「三洋電機」の「HR-3USV」です。
最新の高容量化されたものではありません。
使用した充電器はやはり付属の、三洋「NC-M54」です。
容量の大きな松下の「メタハイ2000」や三洋の「HR-3UA」は、常用電池している電池
でして、この調査のあいだにも日常的に使っていたので調べられませんでした。
調べた「HR-3USV」は、カメラでは使わず、主にフラッシュに装着する電池として使っています。
その後、「価格.com」で「カメラに入れていたらどうか?」なる質問が出たので、同じ電池を使って
「定抵抗放電」させてどうなるかも試してみました。
DiMAGE7iの場合、メインダイアル・スイッチをオフにしていても、
「約0.2mA」の電流が消費されています。
そこで「6kΩ」の抵抗を使って放電を続けることにしました。
定格1.2Vの電池に6kΩで0.2mAの電流となります。
抵抗をハンダ付けした電池ボックスに電池を入れて、微弱電流で放電
を続けながら放置します。
また、三洋の電池だけではなく、松下の「メタハイ2000」も、放置実験を試したみることに
しました。これは無負荷で放置します。
全部で3種類の放電実験を行ったことになります。
| 充電日 | 三洋トワイセル1700(無負荷放置):2004年3月6日 三洋トワイセル1700(定抵抗放電):2004年3月29日 松下メタハイ2000(無負荷放置):2004年4月2日 |
| 放電停止電圧 | 0.80V |
| 放電電流 | 1.00A (定電流放電) |
| 試験装置 | 自作のバッテリチェッカー(ここを参照) |
| 電池の保存方法 | 人のいないガレージ(屋内) 後の実験になるほど、季節が移り気温が上昇している。 最初は5℃〜15℃くらいだったのが 10℃〜20℃くらいに変化している。 充電後、ビニール袋に入れて放置し、一本ずつ 取り出して放電を行う |
| 電池1 (S01,S61,MH1) | 充電完了直後に放電 |
| 電池2 (S02,S62,MH2) | 充電後3日目に放電 |
| 電池3 (S03,S63,MH3) | 充電後8日目に放電 |
| 電池4 (S04,S64,MH4) | 充電後13日目に放電 |
| S01,S02,S03,S04 | 三洋トワイセル1700 無負荷で放置 |
| S61,S62,S63,S64 | 三洋トワイセル1700 定抵抗で放電しながら放置 |
| MH1,MH2,MH3,MH4 | 松下メタハイ2000 無負荷で放置 |
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定抵抗放電の様子 3kΩ(金被1%)の抵抗を2本直列にして6kΩにしています。 これで、およそ「0.2mA」の電流が流れ続けます。 |
| 電池区分 | 放電前 無負荷 電圧 [V] |
1.20V | 1.15V | 1.10V | 1.05V | 1.00V | 0.80V | 平均放電 電圧 [V] |
||
| 三洋 トワイセル 1700 無負荷放置 |
S01 | 1.433 | 6分 | 12分 | 40分 | 69分 | 88分 | 103分 | 1.069 | |
| S02 | 1.368 | 2分 | 6分 | 36分 | 68分 | 83分 | 97分 | 1.065 | ||
| S03 | 1.346 | 1分 | 5分 | 37分 | 66分 | 80分 | 94分 | 1.066 | ||
| S04 | 1.334 | 1分 | 3分 | 22分 | 64分 | 80分 | 93分 | 1.058 | ||
| 三洋 トワイセル 1700 定抵抗放電 |
S61 | 1.431 | 10分 | 19分 | 74分 | 90分 | 98分 | 105分 | 1.111 | |
| S62 | 1.356 | 3分 | 11分 | 70分 | 83分 | 89分 | 97分 | 1.104 | ||
| S63 | 1.326 | 1分 | 3分 | 59分 | 79分 | 86分 | 94分 | 1.082 | ||
| S64 | 1.307 | 1分 | 3分 | 58分 | 75分 | 82分 | 90分 | 1.085 | ||
| 松下 メタハイ 2000 無負荷放置 |
MH1 | 1.433 | 15分 | 67分 | 88分 | 99分 | 105分 | 111分 | 1.139 | |
| MH2 | 1.377 | 5分 | 57分 | 82分 | 93分 | 98分 | 106分 | 1.123 | ||
| MH3 | 1.368 | 4分 | 53分 | 79分 | 90分 | 96分 | 103分 | 1.121 | ||
| MH4 | 1.351 | 3分 | 49分 | 79分 | 91分 | 97分 | 103分 | 1.120 | ||
X軸:経過時間(分) Y軸:電池電圧(ボルト)
系列1:電池1 系列2:電池2 系列3:電池3 系列4:電池4
| 三洋トワイセル1700 無負荷で放置 S01〜S04 |
|
| 三洋トワイセル1700 定抵抗で放電しながら放置 S61〜S64 |
|
| 松下メタハイ2000 無負荷で放置 MH1〜MH4 |
※グラフ横幅に対する時間軸の値が一定ではありません。
「分」の値を読んで放電時間を推測してください。
| 測定したデータを見ると次のようなことがわかります。 |
|
・放電停止電圧である「0.80V」までの放電時間の変化は、 |
| ・放電開始直後の電圧低下が放置日数とともにひどくなっている。 高電圧域を保持している時間が、放置日数とともに短くなるので、 電池のもちが悪いということになるのだろう。 |
| ・放電開始後1分ごとに測定した電圧を加算平均した平均放電電圧は、 微妙に減少しているものの4つの状態とも大きく違わない。 1Aの定電流放電なので、総放電エネルギーを考えると、放電時間の 減少分だけ減ったと考えてよい。 しかし、むちゃくちゃ大きく減ったということではない。 |
| ・デジタルカメラで使う時は、放電開始直後の電圧低下具合が 効くのだろう。 カメラを起動するための必要電圧が不足して、起動失敗につながる と推測できる。 |
| ・カメラを使用する直前に充電を終わらせるべく、電池を管理しておくのが カメラの運用時間を長くするコツになるだろう。 |
| 最初の実験のあと、「微少電流による放電放置」の実験を行ったわけですが、 季節変動による気温の差なのか、微妙なデータが出てきました。 |
| ・メタハイ2000はさすが。高電圧を維持している時間が長い。 |
| ・微小電流を流して放置した電池のほうが「持ち」がいい データになっている。 1.1V低下までの時間、倍ほど伸びている。 なぜ? |
| ・0.8Vまでの完全放電時間は、ほとんど同じ。 |
| ・放電前無負荷時電圧は、有負荷放置の電池のほうが低い。 でも実際に放電させたら長く持った。 無負荷電圧だけの測定では、電池のエネルギー残量推定は できないということが確認できたと考えて良いか。 |
| ・無負荷での実験と有負荷での実験、なにが違う? (気温) 充電したときの周囲温度。・・・温度が高いほうが充電が進む。 放置している時の温度。・・・温度が高いと消耗が進む。 放電データをとったときの温度。・・・電池が活性化する。 |
| ・0.2mAくらいの継続放電、1〜2週間の放置ではカメラの運転時間 には影響がないような感じ。 それよりも温度の影響が大なのか。 |
| ・はじめの無負荷放置の実験で電池を完全放電したことにより、 次回の有負荷放置のときに、電池が活性化したのかもしれない。 いわゆるメモリー効果の解消ということか。 |
| 1分ごとに測定した結果の数値の生データを示します。 経過時間と電池の電圧(単位はボルト)を示しています。 このデータをエクセルに食わせて出したのが上のグラフです。 (2004-04-01追加、04-17訂正) |
| 三洋トワイセル1700 無負荷で放置 |
SANYO1.TXT |
| 三洋トワイセル1700 定抵抗で放電しながら放置 |
SANYO6K.TXT |
| 松下メタハイ2000 無負荷で放置 |
MHI_1.TXT |
新しい高容量タイプでの実験は、またの機会に行います。
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2004-04-09
| 少々古いのですが、1999年6月発行の三洋電機、トワイセルニッケル・水素蓄電池の技術資料より、電池充放電特性について興味深いグラフが示されていますので紹介しておきます。 ネットであれこれ探してみたのですが、良い資料が見つかりません。 仕事場に三洋電機から頂戴した資料をファイルしてあったので、引用させていただきます。 最近の高容量ニッ水電池は、もっと特性が改善されているとは思いますが、 ニッ水電池の基本的なデータとして参考にしてください。 |
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このグラフは充電後の電池を負荷をかけずに保存した場合、どのくらい自己放電するかを示しています。 保存温度が高いほど容量が減る率が大きことが現れています。 夏場だと1月で半分という特性が読めます。 |
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とはいっても、電池をカメラに入れて実際に使うときは、周囲温度が高いほうが有利で、放電時の電圧が高くなります。 つまり、温度が低い冬場は電池の持ちが悪いということです。 |
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このグラフは放電サイクルによる電池の劣化具合を示しています。 充放電200回目くらいまでは、電池が慣らし運転されるのでしょうか、微妙に放電容量が増えています。 300回を越える頃から急激に容量が低下し、寿命と判定される初期定格容量の60%までがんばり続けます。 電池の活性を示す内部抵抗は、使い始めの頃から、徐々に上昇して、寿命末期には2倍ほどになっているのが読み取れます。 使い始めのころから内部抵抗を測定して記録に残せば、電池の劣化具合が判断できるかもしれません。 |
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電池に寿命が来たときの放電特性です。 内部抵抗が大きくなるせいでしょうか、放電持続時間が短くなるだけでなく、放電電圧が低下している様子が読み取れます。 上の図と合わせて見ても、300サイクルくらいまでは大丈夫、ということでしょう。 1週間に1回の頻度で充放電させて、6年弱という計算になりますが、はたしてこれだけ使えるかどうか・・・。 |
| 公称容量 | 0.1Itで16時間充電した後、0.2Itで放電した時の平均容量 |
| 定格容量 | 0.1Itで16時間充電した後、0.2Itで放電した時の最低容量 |
| 用語 : It | It(A) = C5(Ah) ÷ 1(h) C5は電池の定格容量で「アンペアアワー」で示される。 |
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ニッ水電池ではない単3形電池の放電特性
2005-01-26
前々から一度は計っておかなければと思っていたニッケル水素電池ではない単3形電池の放電特性です。
手元にあった新品の電池3種類と、比較のための単3形ニッカド電池(これは使い古したものです)、
合計4本の放電特性を調べました。
1:単3形マンガン電池 松下の「黒」 R6PU(NB)
2:単3形アルカリ電池 「コーナン」ブランドの「ハイパワーアルカリ」 (MADE
IN CHINA)
3:単4形アルカリ電池 100円ショップ「ダイソー」の電池 (MADE IN KOREA)
4:単3形NiCd電池 模型の「タミヤ」ブランド 700mAh N-3U
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「タミヤ」ブランドのNiCd電池(★マークの電池)、これは10年以上前の電池です。 |
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単4形電池は、プラスチック製のアダプタ(単3電池の電池ボックスに単4電池を |
自家製バッテリチェッカに電池をセットして放電開始です。
「1A」の定電流放電で電圧変化を調べます。
放電停止電圧は「0.8V」。
左から順に上に記した「1〜4」の電池になっています。


さてさて、その結果です。 系列1〜4が電池1〜4に対応しています。

| 生データはこちら | UM3_0501_01.TXT |
系列4のNiCd電池、約1.1Vをキープして、特徴的な放電特性を示しています。
古い電池ながら放電持続時間45分は、スペックどおりの特性を維持してると言えるでしょうか。
系列1のマンガン電池、放電開始直後すぐに0.8Vに達して、放電ストップしています。
内部抵抗が高いので1Aの放電電流を維持できないのかと推測できます。
20分過ぎから先のデータがないのは、「ほんとに生きてるの?」っと調べるために
電池をバッテリチェッカから取り外したためです。
系列3の単4形アルカリ電池、思いのほか健闘しました。
徐々に電圧が低下していますが、30分近く放電が続いています。
大健闘したのが系列2の単3形アルカリ電池です。
約1時間、放電を続けています。
NiCdやNiMHの放電特性と違って、だらだらと電圧が低下している様子が
良く現れています。
この電流域での、単3形電池の容量、ざっと「1000mAh」と考えて良いようです。
さて、このデータを取り終わった直後、つまり放電を終えた電池に対して、再度放電を行ってみました。
というのは、系列1の単3形マンガン電池の残用量を確認したかったためです。
ほんとにエネルギーを使い果たしたのか?という疑問です。
その様子をテキストデータで示します。
"1234 hh:mm:ss Sec Bat1 Bat2 Bat3 Bat4 Stop:0.800" "HHHH 00:00:00" 0 1.565 1.321 1.375 1.231 "HHH_*00:00:34" 34 0.961 0.830 0.876 0.798 "H_H_*00:00:50" 50 0.910 0.798 0.849 1.073 "H_H_ 00:01:00" 60 0.888 1.246 0.837 1.105 "H___*00:01:40" 100 0.823 1.278 0.798 1.161 "H___ 00:02:00" 120 0.808 1.285 1.246 1.171 "____*00:02:21" 141 0.798 1.287 1.268 1.178 "Bat1 00:02:21 0.848" "Bat3 00:01:40 0.837" |
単3アルカリとNiCd電池は、すぐに放電停止しているのに、Bat1の単3マンガンは1回目の放電と
変わらない経過時間となっています。
2回目の放電では一番長く持っています。
マンガン電池の場合は、電池のエネルギーを使い果たしたというより、内部抵抗が高くて
1Aの放電電流を維持できないせいで放電終止電圧である0.8Vに達してしまった、と推測
できます。電池にはまだエネルギーが残っているのです。
電池はその種類によって適材適所を使い分けるという基本的なところが確認できた実験でした。
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長期間継ぎ足し充電で使ったニッ水電池の放電特性
2005-05-01
ニッ水電池を使うとき、「定期的なリフレッシュは有効か?」というのが良く話題になります。
また、新しいニッ水電池では「リフレッシュ不要」とうたっているものがあります。
日常的には、なかなか実感しにくい特性だけに、挙動を調べてみるのも面白かと、今年の1月中旬より、
常用しているニッ水電池をリフレッシュ操作せず使い続けてみました。
デジカメやフラッシュで使った後、リフレッシュをしないまま充電を行って保存。次回の使用直前に
再充電を行って撮影するという運用スタイルをおよそ4ヶ月続けてたのです。
長時間カメラを使うときは、電圧低下警告マークが出るとすぐに別の電池に交換し、電池パワーを残した
まま次回の充電を待ちます。
調べた電池は4種類。
最初の放電前に充電器BQ-390でフルに充電。
充電完了後、自作のバッテリ・チェッカーで放電して特性を記録。
これで4ヶ月ぶりのリフレッシュが行われたことになります。
その後、再充電してリフレッシュ後の放電に備えます。
このときの充電は深夜に行ったので、2回目の放電を始めた朝に
なるまで少々時間が経過してしまいました。
下のグラフ、系列1〜4が1回目の放電特性、系列5〜8が2回目の放電結果です。
系列1 : 三洋 HR-3USV 1600mAh(min) 1回目
系列2 : 三洋 HR-3UA 2000mAh(min) 1回目
系列3 : 松下 HHR-3EPS 1900mAh(min) 1回目
系列4 : 松下 HHR-3SPS 2230mAh(min) 1回目
系列5 : 三洋 HR-3USV 1600mAh(min) 2回目
系列6 : 三洋 HR-3UA 2000mAh(min) 2回目
系列7 : 松下 HHR-3EPS 1900mAh(min) 2回目
系列8 : 松下 HHR-3SPS 2230mAh(min) 2回目

1回目放電の生データ 050418a.TXT 2回目放電の生データ 050419a.TXT
上のグラフから次のようなことが読み取れます。
・4本の電池とも1回目の放電のほうが、1V低下までの時間が長くなっています。
充電、放電時の周囲温度の差? 1回目放電直前に充電したのが効いたのか?
2回目の充電が終わってから放電するまでの間に時間があったせいなのか?
・・・まぁ、こういうこともあるぞという認識で良いかと思います。
・松下のHHR-3SPS(メタハイ2400)[系列4と8]、さすがに優秀です。
使用期間が一番短いのも理由でしょうが、これなら定期的なリフレッシュ不要と言って
良いでしょう。
安心して使えます。
・松下のHHR-3EPS(メタハイ2000)[系列3と7]も、3年選手とは思えないくらい頑張っています。
この電池の電圧低下カーブ(黄と緑)を見ると、リフレッシュの効果があるようで、30分〜90分
の間、放電持続電圧が持ち上がっています。
カメラで使っていると、電圧低下警告が早く出るようになったなぁと感じます。
しかし、警告から起動不能になるまで、まだ余裕があるのでなんとか使えます。
3年間フルに使ったのでもうそろそろ引退でしょうね。
・三洋のHR-3UA[系列2と6]、やはり劣化が目立ちます。(買ったのはメタハイ2000の後)
放電完了までの時間はそれなりですが、維持している電圧が低くなっています。
カメラでは使えません。
・三洋のHR-3USV[系列1と5]、これはDiMAGE7iに付属していた電池です。
持続時間は短いですが、カメラではなくフラッシュならまだまだ使えます。
リフレッシュの効果がはっきり出ており、放電維持電圧が持ち上がっている様子が
よく分かります。
●次に買う電池は?
はてさて、そろそろもう1組電池を買っておこうと考えています。
で、どれを選べば良いか悩んでおります。
現用のメタハイ2400なら安心して使えそうですが、面白くありませんよね。
そこで、三洋の新しい電池にしたいところなのですが、「ほんとに大丈夫か?」っと、
ちょっと不安があります。
「人柱」になる勇気が必要でしょうか?
それと、気になるのは愛用していますDiMAGE7iの寿命です。
そろそろ4万ショットでしょう。 外装に亀裂も出ていますし、いつまで使えるか
ちょっと不安です。
デジ一眼は重いし、7Hiを中古で狙うか、A2かA200くらいしか選択肢がありません。
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日立マクセル ニッ水電池 HR-3SD (typ 2500mAh)の特性
2005-05-14
2005年5月14日に開催される「生野区あじさいまつり」の撮影に向けて、新しいニッ水電池を買ってきました。
三洋製2500mAhの電池「HR-3UF」を探したのですが、買いに行ったお店には置いてなくて、三洋のOEM品である
「日立マクセル」の「HR-3SD」を買ってきました。
※三洋製のニッ水電池には、マイナス極に「HR」という文字が刻印されています。
トワイセル2500同等品ということになります。
写真のように、2本ペアで使ったとき組み合わせがややこしくならないように、
外装が青と赤で色分けされています。

三洋製ニッケル水素電池のマイナス電極に刻印された「HR」マークはこんな具合です。

左側の電池が、新たに買った日立マクセルのHR-3SD。
右は三洋のHR-3USV。
買って帰ってから、まずいったんフル充電。その後、放電終止電圧1.0Vで放電。
それから再び充電して特性を調べるために放電しました。
充電器は写真のように松下のBQ-390を使っています。
その結果が下のグラフです。
系列1〜4が新しい電池です。
参考として系列5(茶線)に以前調べた松下のメタハイ2400「HHR-3SPS」の特性を入れてあります。

いかがでしょう。 メタハイ2400以上の特性が出ています。
以下のような、放電時間と放電平均電圧になりました。
"Bat1 02:30:41 1.174"
"Bat2 02:31:46 1.178"
"Bat3 03:02:11 1.191"
"Bat4 02:42:31 1.188"
ただちょっと気になるのは・・・
・系列1と2は似たような特性ですが、3と4より放電時間と放電電圧両方で劣っています。
買った4本の電池にバラツキがあるということです。
1と2が充電器にセットした写真の左側の赤色電池。3と4が青色電池です。
う〜む、外装色の違いだけかと思ったのですが、電池そのものの製造ロットが
異なるのでしょうか、気になる違いです。
松下のメタハイ2400の特性が良くそろっていただけに、気になります。
しばらく使ってみて、差が縮まらないようなら日立マクセルに問い合わせしてみます。
・それにしても系列3(黄線)の電池、すごいですね。 「3時間」放電しています。
「トワイセル3000」や「メタハイ3000」も夢じゃない!?
他の電池、何度か充放電を繰り返して鍛えると、この電池のような特性が
出てくるのでしょうか?
それとも3の電池が劣化してくるのでしょうか?
三洋の電池、「HR-3UA」のように思いのほか早く劣化した電池がありますので、今後の
特性変化が楽しみです。
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その後の日立マクセル・ニッ水電池 HR-3SD
2005-06-05
買ってからまだ1ヵ月も経過していませんが、その後の特性を調べてみました。
継続して特性変化を報告しますので、まずはその第一弾としてご覧ください。
ここで紹介していますニッ水電池は、ミノルタのDiMAGE7iで使っています。
DiMAGE7iでの電池管理は、電池マークの絵で表示されますが、おおまかなものです。
| 電池フル | 電池マーク全表示 | 容量十分 | |
| 電池減少 | 電池マーク半点灯(EVFは赤表示) | 電池交換 | 高速連写できない |
| 電池なし | 電池マーク点滅 | 電池交換 | カメラ機能せず |
HR-3SDをDiMAGE7iで使っていて、電池マーク全表示から電池減少表示に変わった後、
電池を取り出して、いつものように放電器にかけて残容量を調べてみました。
その特性図が下のグラフです。

系列3の電池がずいぶん容量を残していることが見えています。
他の3本の電池は、似たような特性を示して、放電停止時間もほとんど同時となっています。
ところが1本だけ、まだまだ余力があり、放電電圧も高めに出ています。
さあて、これからどのように特性が変化していくのか、時間をかけて追跡してみたいと思います。
日立マクセル・ニッ水電池 HR-3SD その後2
2005-07-03
新電池を購入してから1ヵ月半、DiMAGE7iで使っている限り、特に不安定なところもなく
順調に使えております。
で、今日、あらためて放電特性を調べてみました。
カメラに入れて使用途中でしたので、いったん放電してから再充電して、その後に特性を記録しました。
その結果が下のグラフで、系列1〜4がHR-3Dです。
系列5は参考のために加えた、松下のメタハイイ2400の特性です。(2005年5月に測定したデータ)

結果はグラフを見ての通り、電池を買った当初よりずいぶん性能が落ちています。
放電継続時間も放電維持電圧も、メタハイ2400(2004年8月に購入)に負けています。
う〜ん、マクセル(三洋)の電池、どう評価すればよいでしょうか。
「トワイセル3000」も夢じゃないと記しましたが、こんな状態では期待できません。
測定系がおかしくなったのかと思い、放電電流をチェックしてみました。でも異常は
見られません。
以前の測定値がおかしいのか?と思い、以前の測定状況を思い出してみましたが、
同時期に計ったマクセル以外の電池では、それなりの特性が出ていた記憶があるので
マクセルの電池だけ放電電流が小さかったというのは考えにくい状況です。
7月になりずいぶん暑くなった気温のせいでしょうか。
充電器の状態も考えられますね。
以前の三洋HR-3UAでは、電池を買った当初はりっぱな特性を示していましたが、使っている
うち急激に劣化しました。
放電維持電圧がえらく低くなってしまうという現象に出会っています。
今回の電池も、ひょっとすると同じような経過をたどるのでしょうか。 ちょっと不安です。
※高容量ニッ水電池に関するトラブルにHR-3SDのその後を追記 (2007-02-07)
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手持ちのニッ水電池の特性調査
2005-07-20
夏休みが近づきました。
これから、地域の夏の行事をいっぱい撮影しなくてはなりません。
電池も大忙しになるので、その前に、手持ちの電池の特性を見ておこうと、調べてみました。
気になったのが、上のグラフにも出ていた日立マクセルのHR-3SDと松下のメタハイ2400の特性です。
メタハイのほうが「持ちがよい」てな結果が見えたのですが、この比較は充放電させてデータ採りした
時期が異なったものを比べています。
そこで、種類の違う手持ちの電池からそれぞれ1本を抜き出し、異なった種類4本の電池を同時に充電、
そして同時に放電して特性を調べることにしました。
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充電は松下の「BQ-390」で行いました。 左から 三洋 トワイセル1700 HR-3USV 松下 メタハイ2000 HHR-3EPS 松下 メタハイ2400 HHR-3SPS 日立マクセル2500 HR-3SD トワイセル1700とメタハイ2000はDiMAGE7iを買った時の もので、3年選手です。 |
充放電を2回行っています。
系列1〜4が1回目、系列5〜8が2回目のデータになります。

そして、
系列1と5 トワイセル1700
系列2と6 メタハイ2000
系列3と7 メタハイ2400
系列4と8 日立マクセル2500
となっています。
トワイセル1700とメタハイ2000は、さすがにへたっています。
2回目の充放電で放電維持電圧が持ち上がっているのが見えています。
1回目の放電で活性化されたのでしょう。
気になる日立マクセル2500ですが、メタハイ2400より良い特性が出ています。
また2回目の放電のほうが、電圧が持ち上がっているのが見えています。
メタハイ2400は、1回目と2回目での放電維持電圧はあまり変わりませんが、
放電時間は2回目のほうが悪くなっています。
以前に調べた放電特性と、少し違うところが見えていますね。
全体に放電時間が短くなったと感じられます。
なぜでしょうか。
放電電流は、放電器に付いている4つの電池ボックスそれぞれで1%も違わないのをチェックしています。
周囲温度の違いでしょうか。
夏真っ盛りですので、充電中の周囲温度はけっこう上がります。
それが充電具合に影響を与えているのかもしれません。
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松下メタハイ2600の特性調査
2005-11-06
2005年10月31日、松下のHHR-3XPS(メタハイ2600)を買ってきました。
発売されてから、少々日も過ぎましたが、「業界最高!レベル容量」(2005年3月現在)と
記されている電池です。

買ってきた直後に電圧を測ってみると、どの電池も「0.8V」ほどで、完全に放電された状態でした。
さっそく充電して、まずは第一回目の放電です。

系列4の電池だけ放電維持電圧が低くなっていますが、放電時間は2時間20分とまずまずです。
買った直後の電池は、何度か充放電を繰り返さないと活性化しません。
そして、2回目の充放電結果が下のグラフです。

放電維持電圧1.15Vを越えている区間が長く続き、良好な特性が出ています。
電圧が低かった系列4の電池も、調子が出てきたようです。
次は、手持ちの電池との比較です。
左から「メタハイ2400」「トワイセル2500同等品」そして今回の「メタハイ2600」です。
充電はメタハイ2400を買った時の充電器、松下の「BQ-390」を使っています。
メタハイ2600にも対応しています。

やはり、新しいもののほうが長持ちする、というあたり前の結果になりました。

メタハイ2400は1年少し、トワイセル2500同等品は半年使っての特性です。
使い続けて、放電維持電圧が少し悪くなったかなという特性が見えています。
※やっぱり定期的放電は必要なのか!?
上のグラフの特性を調べる直前、任意に選んだ電池3本をいったん充電してから放電させ、
それから2回目の充電をして放電特性を調べたのです。
系列1のメタハイ2400、それと系列2のトワイセル2500同等品については、リフレッシュしないまま
一回目の充電を行い、その直後に一回目の放電を行ったことになります。
そのときの特性が下のグラフです。
両電池とも放電継続時間はそれなりにありますが、放電完了直前の放電維持電圧が低下する
いわゆる「メモリー効果」が見えています。
これだけ低下するとは、ちょっと驚きです。
そういえば9月ぐらいから積極的なリフレッシュはしていません。
カメラ(DiMAGE7i)で減電圧警報が出たら電池を入れ替えてという使い方で、
放電器によるリフレッシュ操作しないまま、次回の充電を行っておりました。

特性調査のための放電によりリフレッシュが行われ活性化し、放電維持電圧が回復したのでしょう。
両方とも「リフレッシュ不要」がうたわれていた電池だったはずです。
なんとなく、ちょっとがっかりです。
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新世代ニッケル水素電池
2006-01-19
三洋eneloopなど、新しいニッケル水素電池について調べたデータは、別ページに移動しました。
「新世代ニッケル水素電池の放電特性」へどうぞ!
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劣化した三洋トワイセルHR-3UAその後
2006-01-28
上で報告していますように、三洋のHR-3UA(トワイセル2100)の劣化がひどくなっております。(2003年5月購入)
すでにDiMAGE7iだけでなくフラッシュでも使用不能です。
最近では、電池を使って運用する機器の「低電圧動作テスト用」として使っておりました。
(外観はキレイのにもったいない・・・)
充電後、放置しておくとどんどん電圧が下がるという症状です。
3週間放置した後の放電特性は、こんなグラフです。
(下で紹介している新しいバッテリー放電器を使って測定。 1Ωの定抵抗放電)

放電持続時間は90分ほどと、エネルギーは残っているのですが、放電維持電圧が低く
「1.0V」さえ維持できていません。
(新しい放電器では、1.0V以下での電圧測定ピッチは0.05V単位と荒くしています。)
また、「PIC16F819を使った電池電圧チェッカー」でこの電池を調べてみると、
「4.7Ω」負荷では1.2Vほどの電圧が出ているものの、「1.0Ω」負荷に切り替えると
1.0Vに落ちてしまいます。
電池の内部抵抗が高くなってる様子が見えてきます。
上のグラフを描くため放電特性を測定した後のことです。
へたった電池でもいちおう再充電しておこうと松下の充電器「BQ-390」セットして充電
を始めたところ、数分で充電完了ランプが点灯するのです。

セットしたのは放電を終えたカラの電池です。
しかし、この充電器は「充電完了」と判断してランプを灯したのでしょう。
当然ですが、充電はされていません。
何度か電池を抜き差しして、充電を繰り返すと4本のうち1本だけは、最後まで
充電できました。
BQ-390は「こんな電池あかん」っと判断したのでしょう。
しかし、状態を人に知らせるランプは一つだけ。
充電中は点滅、完了で点灯という表示しかしないランプです。
しかたないので「点灯」で終わりを告げたのでしょうか。
別の充電器を使って充電してみたいと思います。
※2006-12-29
上の写真の充電器「BQ-390」以外に持っているのが下の2つ。
左のはDiMAGE7iに付属していた充電器で三洋の「NC-M54」。

右のが20年以上使っている10時間充電の三洋「NC-430」。

NiCd電池が500mAhだった頃から使っている充電器でして、スペックには
充電電流「65mA」と記されています。
「充電が終わったぞ」っと人間が判断して充電を止めなくてはなりません。
側面にあるスライドスイッチの切り替えで「常時充電」が選べるようになっており、
充電電流を少なくして充電を継続し、いつも満充電にしておく機能があります。
とりあえず「NC-M54」に電池(HR-3UA)をセットして充電してみました。
BQ-390のようにすぐに充電完了とはならず、充電を継続していました。
その結果がこのグラフです。 (1Ω負荷の定抵抗放電)

残念ながら4本のうち1本は充電に失敗しています。
BQ-390では充電できなかった電池でしたが、3本だけは充電できており、放電時間は
そこそこの値が出ています。
ただし、放電維持電圧は少しは上がっているものの低いままで、劣化している様子が見えています。
失敗した1本、再充電すべくもういちどNC-M54にセットして充電を始めています。
充電器NC-M54とBQ-390とでは充電アルゴリズムが異なるのでしょう、劣化した電池で
その差が現れたようです。
電圧は低いものもエネルギーは溜まっているので、幼児向けのおもちゃなどでは、十分に使えます。
なかなか捨てられません。
充電直後の充電失敗は、自作したPIC16F819を使った電池電圧チェッカーを利用すれば、
おおよその状態が判断できるのです。
電池電圧チェック時の負荷抵抗を変えて測定すると、充電不足(というか4本の中でどれかが低くなる)
が一目瞭然です。
充電に失敗した1本を個別に充電してみた後、放電させてみたのがこのグラフです。

充電完了後、半日ばかり置いての放電です。
上のグラフに比べると放電維持電圧が低くなっています。
わずか半日の放置でこれだけ変わっています。 (室温の差もあるでしょうが)
Bat1が充電に失敗した電池で、他の3本に比べると持続時間が短くなっています。
通常、新しく作ったバッテリー放電器では「1.0V」を放電終止電圧にしています。
このトワイセル2100の放電特性を調べるにあたっては、深く放電しないと
電池にカツが入らないということで、「0.8V」に設定しています。
この放電後、BQ-390に入れてどうなるか、状態が変わってちゃんと充電できる
ようになるのか(?)、無駄なことかもしれませんがちょっと試してみます。
※結果報告
やはり松下の充電器「BQ-390」では、やはりうまく充電できません。
充電後しばらくは充電ランプが点滅して充電中であることを示して
いますが、1時間ばかりしてからでしょうか、充電完了ということで
ランプが点灯状態に変わります。
そこで、電池を外して電圧チェックしてみると、3本はぜんぜんダメ。
1本は中途半端。 いったい、なんなんでしょうね。
内部抵抗が高いということで、充電中の電池電圧が上がってしまい、
想定範囲外ということで充電を止めているのかもしれません。
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三洋トワイセル1700その後
2006-02-07
DiMAGE7iに付属していた三洋のHR-3USV(トワイセル1700)、使い始めてからすでに3年半
以上経っています。
当初より、カメラではなく外付けフラッシュで使うことが多かった電池です。
(カメラではもっぱら松下のメタハイ2000を使っていました)
現在、どんな様子なのか、フラッシュ撮影に使いましたので、撮影が終わってからどれだけ
の容量を残しているか、放電させて調べてみたのが下のグラフです。
●HR-3USV(トワイセル1700) フラッシュ撮影で使用後の残容量 (1Ωの定抵抗放電)

ミノルタのフラッシュ3600HS(D)に入れておよそ350枚フラッシュ撮影。
その後、取り出して放電させてみました。
4本とも良くそろった特性で、放電電圧に少し違いはあるものの、
放電時間はほぼ同じです。
さすがに放電電圧は低くなっており、カメラでは使えません。
放電持続時間を90分とすると、350枚の撮影で容量のざっと「2/3」を使ったかと推測できます。
あと100〜150枚くらいは撮れる勘定です。
この電池より新しいトワイセル2100がひどい電池だっただけに、これが長持ちしているのが
ちょっと不思議な感じです。
上のテストの後、再充電して放電したのが、このグラフです。
●HR-3USV(トワイセル1700) 放電完了後に再充電した放電グラフ

(bat1〜4の電池、ランダムに入れ替わっています)
1.00Vまでの放電により活性化したのでしょうか、放電維持電圧が上昇しています。
放電継続時間は推測していた90分よりずいぶん短くなっていました。
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松下メタハイ2000その後・・・過放電させたか?
2006-02-27
「DiMAGE7iで電圧低下警報が出た直後の電池の残量は・・・」で報告しました、外付けフラッシュで
使っていた松下のメタハイ2000(HHR-3EPS)。
2002年の6月から使っている電池です。
これまで、電池4本の差はあまり目立たず、順調に使ってきました。
(順調に劣化・・・電池の寿命曲線をなぞっているようです)
フラッシュでの使用を終わってから電池電圧を測ったら、他の3本に比べてずいぶん電圧が低く
なっている電池が一本あったのです。
この一本に無理がかかったかなっと想像しています。 (電池電圧の転極:逆充電させてしまったか??)
それを確かめるため、この4本を充電器BQ-390で再充電した後に放電させた結果が下のグラフです。

このグラフのBat2(緑線)が、過放電になったのではないかという電池でして、
(電池電圧チェックで0.88Vしかなかった)再充電しても、グラフが示すように
元の性能が回復していません。
現在、再再充電しています。(フラッシュで使ってから2回目の充電)
その結果がどうなるのか、フラッシュで無理して使ったのが原因で、電池が劣化してしまったのか、
次回の放電でその様子が判明するでしょう。
もし、再々充電でBat2の性能が回復しないなら、使用上のミスで電池を痛めた
初めての経験になります。
ニッ水電池をDiMAGE7iで使い始めてから、電池自身の性能劣化には出会いましたが、
不注意で痛めるのは初めてとなります。
さぁて、再々充電した電池の放電は明日になります。
:
:
さて、問題の電池を再々充電した電池を放電して得たグラフがこれです。(2006-02-28)

「痛めてしまったか!?」っと思ったBat2ですが、充放電を繰り返すことで、とりあえず回復したよう
な感じです。 (もう少し、様子を見なければならないでしょうが・・・)
他の3本に比べて、放電時間が少しだけ短くなっています。
すでに3年以上使っている電池ですので、寿命が来てもおかしくはないのですが、
粘り強いところを見せてくれました。
今後、この電池の特性がどのように推移していくか、楽しみができました。
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続く・・・
続きは 新世代ニッケル水素電池の放電特性 へ。
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新しいバッテリー放電器
三洋eneloopなど新しい電池のテストは新造の「PIC16F88」を使った
「放電特性記録機能付きバッテリー放電器」(下の写真)を使っています。

単3電池または単4電池4本を1Ωで定抵抗放電します。
放電器と組み合わせて使う放電特性グラフ描画のための専用プログラムも出来上がって
おり、エクセルなどの表計算ソフトがなくても簡単にグラフが作れます。この放電器の詳細は、
http://homepage3.nifty.com/act-ele/batdchg3/batdchg.htm
で、紹介しています。
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※ご意見お待ちしています。
今回の実験に関し、質問やご意見がありましたら
居酒屋ガレージBBS: http://db.zaq.ne.jp/asp/bbs/oct_noris_1
あるいは
居酒屋ガレージ日記での電池の話題: http://blog.zaq.ne.jp/igarage/category/12/
にコメントしてください。
体験談など、お待ちしています。
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電池関連の製作物と体験談
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