それは、我々がここに不時着してから実に236日目、出発からだと約3年以上も経過したある日のことだった。
突然の轟音とともに、地球からの救助の宇宙船が我々のそばに降りてきたのだ。
それは、我々の『プロテウス。世』よりさらに高速化された新鋭船で、たった半年でここにと到着したのだった。
その間、地球では人口増加や環境破壊に体する有効な措置がとられ、この星への移住計画自体が 中止されていた。
しかし、私はこの星での236日にわたる生活を決して忘れることはないだろう。
一輪車で走る変な生物、小心者の四輪ナメクジ、不気味なジェット蜘蛛、悠々と空に浮かぶ脳味噌飛行船
我々を心底震え上がらせた水中ドラゴン、そして、何よりすっかり滅んでしまった高度な機械文明。
それが、明日の地球でないことを祈り、私の冒険の旅は幕を閉じた。