“SPINKLES”

スピンクルスの惑星
 part-7

キャプテン・クロノの漂流記


“night fryer”

この星の夜はある意味で明るい。惑星の自転周期は約34時間。 赤道付近では昼と夜が17時間ごとに入れかわるが、

大気が澄んでいることと、人工の照明がないことで、驚くほど鮮明に 星々が観測できる。

残念なことにこの惑星は『月』を持たない。あればさらに夜が明るかっただろう。


夜空に不気味な生物があらわれ、我々のキャンプの周囲を飛行した。

球形にふくらんだ腹にタービンを持ち、ジェット推進で飛ぶ生き物だった。

蜘蛛の仲間から進化したものらしく、翼には四対の骨格が見てとれた。

夜の闇に光る目とジェットの炎が恐ろしげだが、決して攻撃的ではなかった。


  • 次ページへ進む
  • タイトル画面に戻る
  • アンプルinfoにもどる