サトラレ


「心の声」が周囲に筒抜けで、かつ本人だけがそれを知らないサトラレ。
無謀にも臨床医を目指すサトラレ・里見君(オダギリ・ジョー)と、
彼に惚れられてしまった星野先生(鶴田真由)との
可笑しくも切なく大騒ぎな日々。
漫画サトラレ】     【映画サトラレ】

<1話>

 大ウケ。
バスに乗るんでも廊下を曲がるんでも
「これからサトラレが来ます!!心の声が聞こえても無視してください!!」
と先触れがまわっているなんてー。
1人引き受けると町に補助金出るなんてー。
貴重さ具合は、パンダやトキを飼っている様なもの??
来週もみるぞー。

それにしても、うの。
どう変装しても、そのナイスな脚を若い男が見逃すとは思えないのですが・・。


<2話>

「恵ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」(笑)

恋する想いまる聞こえでも「密かに見つめている」つもりだったりするサトラレ里見君。
私ならあんなに純粋に惚れられたら、冷たくなんかできないけどなぁ。
思わず心の声に反応して、いけないのに励ましちゃう主人公・星野先生の気持ち、分かるわぁ。

後半、主人公が自分を振った男のデートに出くわしちゃったとき、ウソが筒抜けなのも知らずに必死に横で恋人のふりをしてくれるサトラレ・ジョー君。
自分だって恵ちゃんに振られたばかりでつらいのに、こうやってつい他人の為になろうとしちゃういい人なのよね・・・・。
思わず吹き出しちゃう元彼達に、ぐっと腕を組んで
「この人、いい人なの。」
と言い放つ星野先生(鶴田真由)、良かったわ。

この先恋になってほしいような。こじれて傷ついて欲しくないような。


<3話>

 今回も、笑って泣いて。
笑いのツボは、各国から「サトラレを観に」集まってきた学会で、会場を観た途端に「おやじばっかり!」と響き渡る彼の心の声(笑)。
更に、動揺しながらも一斉に同時通訳する通訳ブース(笑)

泣きのツボは小学校でしょう〜。
サトラレ君が「友達もたくさんいて」と口にしながら思い出す疎まれて孤独な小学生時代。また子役の声がいたいけで可愛くて。こんなに冷たくされながら、よくもイイコに育ってくれたもんだわ(号泣)

そして、せっかくお母さまが釘を差したというのに、サトラレ君の微妙な友情は恋心に成長してしまいました!
ああ、私もあんな風に「好きだ、好きだ、好きだぁぁぁぁ」と(美青年に)心から連呼されたいわぁ。

実際、翻弄しがいがあるというか。
「つきあったら、昨日何発やったか周囲にまるわかり」(ってドラマで言うのよ〜。下品で失礼)でも、別に全然構わないお姉さまにだったらいいおもちゃよねー。(<<コラコラ)

気になるのは、本人が「サトラレ」の存在を知っているかどうか。
周囲は初対面でも「サトラレか」と呟いたり、学会の密かな目玉だったりと存在は認知されてるみたいです。なら常識として知っていそうなもんですが・・・・。
 それこそ委員会が、主人公の行く本屋の小説とか検閲してるかな(笑)


<4話>

病院の壁にも「サトラレとの接し方」ポスターが!!
読んで「サトラレってどんなヤツでしょうね」って里見くん。キミだよ。
そうか、”超優秀”という触れ込みだから、自分のことだと思わないのね。

サトラレとの生活に嫌気のさした外科一同が「サトラレ追放」ストを決行!
でも、表向きは「待遇改善」にしたもんだから、何も知らないサトラレ君までストに参加しちゃいそう。
折しも「サトラレ対策本部長」が視察に来る予定で・・・・。

1人で患者の対応に追われるサトラレ君を、結局つい助けてしまって逆に絆を深めてしまう星野先生。そんな目にあいながらもみんなへの感謝と尊敬の念にあふれるサトラレ君に、結局ストは中止になってしまうのでした。

ラ・テ欄がさ、「意識不明!心の声が危機を救う!」ってなっていて、意識不明の患者をサトラレ故に助けられるのかと思っていつ重症患者が来るのかと思っていたのにさー。
意識不明はサトラレ里見くんだったのよー。
そりゃないよー。
しかも「腹ぺこで」ってキミ。




<5話>

気が抜けない展開でしたよ〜。
2人のサトラレが出会ってしまう!
 すると、お互いの心の声で自分がサトラレだと分かり、天才が2人自殺する騒ぎになりかねないので国家的大問題。)
みんな遠ざけよう遠ざけようとしてるのに、何度引き離してもまた寄っていく〜。それもキーになるのは必ず星野先生(笑)。

また、遠ざける過程で無茶を言われ
「ボクってそんなに医者として」
「やっぱり研究所に行った方が」
と周囲の目論見通りの気持ちになりかけるのに、そこを図らずも自信回復させてしまうのも、やっぱり星野先生(笑)。
 上手いな〜。

 サトラレ・ニューフェイスはなんと心の声が仕事に有利に働く(部下の力量評価が伝わるからね!)上に、職場結婚の奥さんまでいるんですよ。
「サトラレに愛されるって最高に幸せなこと」
「私がサトラレだったら、彼にこの気持ちを伝えられるのに」
と、星野先生に語る奥さんは幸せそう〜。これで星野先生、里見・ジョー君とその気になっちゃうのか??
 あれ、でも「エッチが周囲に筒抜け」問題はどうでもいいわけ?わけ??

 ラスト、結局無事だったことに悪巧みグループまでホッとしていたり、監視員うのが変装しての接触に「初めて喋った・・・」とつぶやく場面や、そうそう奥さんに夕飯の献立を相談されたサトラレさんが、完璧上の空なことなど。
 小ネタも充実。


<6話>

赤ちゃん5人スタンバイで撮影したそうですね(笑)

それにしても・・・・。
サトラレと赤ちゃんの組み合わせは楽しいけど、事件としては変じゃない?

だって、なんで赤ん坊はいきなり放置されていたの??
離婚後育てていた夫の家族は、何を考えているわけさ。訪ねても子供の顔も見せなかった女の職場に置き去りにするなんて
。 痣を見ないと我が子かも分からない母親。やっと確認した(したっけ??)ら突然「赤ちゃんはお母さんといるのが幸せ」って、待ってよ!!
産んだ後一度も会ってない母親なんて、他人でしょ!抱いて連れ帰っても、肌着もオムツも家にありゃしないのよ??
翌日から、誰にあずけて仕事に来るってのよ!!
こーいう時の「母親信仰」、大ッ嫌い!!!

 ・・・興奮してしまいました。
 ラスト、自分から腕を組んだ星野先生と、『これ、どういう意味だぁぁ??』と仰天している里見先生に、恋愛発展の予感。どうなるのかな。



<7話>

星野先生お見合いの回。
あー、面白かった。
変装してつけまわしても、”こっそり後ろから近づいて・・・”と企んでも、トランプのばば抜きしても(笑)、全部ばれてますからねー。
それにしても、このところ全く医者として仕事してないよね里見君。
ヘッドハンター・うのが接近してますが、何がどう優秀なんだか不明です。

オタクなツボは、お見合い相手くん。
「きらきらひかる」の彼じゃないですか。それが「病理医って大変そうですね」って(笑)。おまけにどう見ても星野先生より2つも年上には見えないんですよ。若い!!


<8話>

「プライバシーの侵害だよ!」
って、これほどサトラレに言ってほしくない台詞はないですね(笑)。

 体調の悪いお母さん、つい心の声と肉声を混同してしまい、立ち聞きしてたのか日記を読んだのかと怒られてしまいます。
 あげく、一人暮らしをすると家出をしたサトラレ里見くんですが、ホテルは10年先まで満室不動産屋は店じまい。
(そんなにあからさまに拒否するのは条例違反じゃないのかい??)
 仕方なく病院に泊まって、夜は研究を始めると・・・ややこしい化学式を聞かされる入院患者から大ブーイング。
(この辺、やっと優秀さの片鱗がみられた感じ。)
 この調子で思考がだだ漏れなら入試なんてカンニングされ放題、成績優秀なだけに結構まわりに感謝されてたような気がしてしまいますが?

 そーんなこんな、枝葉を考えてしまうほど緊張感無く小ネタで笑わせつつ、里見君の気持ちは研究所勤務にむかい、ついには辞表提出。
 これを「医者の夢をあきらめるのか」と責められても・・・・。ほんとにぶらぶらしてるだけの毎日なら製薬の研究に進んだ方が本人も周りも幸せだもんねえ?

 そして、さよならパーティーの夜にお母さんが倒れ、背負って走りながら医者になりたかった初心を思い起こす里見先生なのでした。
 (患者到着時には、病室の全てがスタンバイ。近づいてくるの分かるんだもん。笑。ここでこそ、なんで来るの分かったのかツッコミなさいよ里見くん。)


<9話>

自分が癌で倒れたら。新米外科医の息子がいたら。

息子に自分の手術をしてもらいたいですか??彼、手術室に入るのも初めてなんですよ〜???私なら絶対にイヤ〜。
 もし失敗したら??医者として、同居人の罹病に気づかなかったという悔いに加えて、「殺した」というトラウマまで背負わせるなんてぇ。

 しかし里見先生のお母さんは、息子の優秀さに本当に自信があったんですね・・・。不遇なだけ、自分がチャンスを与えられればきっと、と。
(そう思うと、癌になったのも手遅れまで放置したのも、計画的??まさか??)
 実際、いざ執刀となると天才!だったらしいです。
 緊迫した心の声が、手術の様子を全病院に生中継。「助けたい」という熱い気持ちが皆を揺さぶります。

 手術後、転移・手遅れの絶望を笑顔に隠して「もう大丈夫だよ」と目覚めたお母さんに報告する里見くん。心の声で全て知りながらも「ありがとう」と微笑むお母さん。ああ!!
 その微笑みを誤解して苦しむ里見くんが、「助けられなくてゴメン」と屋上で涙にむせぶシーンはもう涙なしには・・・・。

 そして、「是非、私の手術も里見先生に」という患者続出で、受理されていた辞表も撤回され、里見君は研究所に行かなくてすむことになりました。
 めでたし、めでた・・・・??
 ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!!
1・研究所に行きたくない、と里見先生は他人に言っていない。
2・何故、自分に執刀されたいのか、と聞かれてどう答える??

 患者の希望も院長判断も、里見健一に直接言っちゃ駄目なんじゃないよ!!
だいたい、研究所に行く迎えの車を待ってた筈なのに、挨拶もなしに病院戻ってどうする!!

 冒頭の告知のシーンもさあ、「サトラレの息子に告げる訳にはいかない」のは分かるけど、だからってサトラレ対策委員のおじさんに言うか??
診断結果なんていう 最大のプライバシー!! 
 そしていつもの大人数で会議の結果「知らせない」ことに・・って。告知を、お母さんの人権をなんだと思っているんでしょう。プンプン。

 屋上のシーンもね、泣き崩れる里見くんを見つけた星野先生が、まさかズカズカ歩み寄ると思わなかったわ。あそこは見ないフリをして、落ち着いて降りてきたところでするもんでしょう、慰めは。
 でなかったら!!成人男子の号泣を受け止めるなら、その場で押し倒されて抱かれちゃってもいいぐらいの「もう他人じゃないの」感がなくちゃあ!!!

無茶言ってますか、私??


<最終話>

「うるさい、このサトラレ〜!!」
「まいったなぁ」(一同笑)

と、すっかりオープンにサトラレ外科医として暮らす日々。
でもまだ、星野先生に好きだと口では告白できていない里見健一なのでした・・・・。

そーんなべた甘ハッピーエンド。
最終回まで見事な「サトラレ」ぶりでした!

でもねぇ・・・もうちょっと。
例えばラストは同じでも、サトラレだったと知って
「騙されていた」「独りになりたい」
と思う健一を、一度は無人島にやって孤独を噛みしめさせてあげたかったわ。・・・その上で
「来ちゃった(^^)」
と押し掛け女房する星野先生(&みんな・笑)だったらよかったなぁ。
(ロケ費用の節約か??)

更には、いきなりバレル前に
”仕事も順調でついに告白しようとする健一”とか、
”OKしちゃおうかなぁ”な星野先生を
みせたうえでの苦悩&「来ちゃった」だったらなお良かったなぁ。
(90分拡大版を予定していてぽしゃったとか??)

あー、また「マイ最終回」を妄想してしまいそう。
その中では、サトラレ対策委員会の準備した部屋は体育館の様に天井も高くだだっ広い・・・か、少なくともホテルなら上下左右3階は里見くん独りで、インターフォンは別棟につながっていますね。
なんなの、あの隣とガラス素通しで心の声まで届いてる部屋は!!
隔離の意味ないじゃん!!
(セット費用の不足か??)

それでも、とにかくみんな幸せで。
「楽しくも大変な日々」はまだまだ続いていくのでしょう。
<おしまい>


このページの背景は「Little Eden」さまより使用させていただきました。