・ 犬と呼ばれた男
・ 歌舞伎役者 中村歌留多
・ 温泉へいこうsp
・ 黒革の手帖sp 白い闇


平田(西村雅彦)は時間旅行者。 ホテル火災のなか、ゆきずりの受験生(石田イッセイ)の命を何故か救うため連れてきた先は、昭和初期。 まさに2・26事件勃発直前の雪の蒲生邸だった。 原作好きなので、主演:石田イッセイと聞いて「え〜?」と思いましたが、茶パツで軟弱なイッセイ・まさに「これが日本男児か、情け無い」といわれてごもっとも。常に暗がりに居るような平田とともにキャスティングOK!! 時間の関係で省略は当然あって、やはり時間旅行者の平田の叔母が、姉になってました。(役:萬田久子。)”ハゲの方が若いの??”とお茶の間は大騒ぎ・・・非道い。 その他、原作と比べるといろいろありますが・・・。 西村ファン的には、イッセイのために無理な能力を使って寝込む姿(この2人妖しい、とか誰か言って!)や、下男装束を楽しめます。うふふ。 目の前の事件を動かせても、大きな歴史の流れは変えられない、と苦悩を語る姿も素敵。 |
サイゴンで変死した父を旅行番組で見た、という少年は反対を押し切って現地へ。コーディネイターの源内(西村雅彦)は帰国を促すが、その為に彼が仕組んだ筈の狂言誘拐がおかしな方向へ転がって・・・。 アロハにパナマ帽なんて気障に着ちゃって、イカレた西村さんも素敵。 仕組んだつもりが騙されて、あれもこれも上手くいかない中途半端な男を好演してます。しかしいかんせん、何が3時でどれがルースターだか分かんない脚本はちょっとね。 原作はどうなのかしら。 |
自分たちのせいで中断された修学旅行を、20年ぶりにやり直そうと恩師(田中邦衛)と集う仲間達。 そりのあわなかった女級長までやってきて・・・・。 リストラだ恐妻家だ親の介護だと、皆それぞれにしがらみを抱える42才。 そこに殺人(正当防衛とはいえ)まで加わっちゃうのにはびっくりしましたが。彼に自白をうながし、まだやり直せるといいながら皆、自分の生活もまだ変えられると希望を見いだしていく再生の話。 リーダー格の主人公が時任三郎。西村さんは結局世話役をまかされちゃう優しい男です。西村ファン的には、老母を施設に・・・と語りながら涙にむせぶシーンが印象的。銭湯では時任三郎しか洗い場に居なかったわー、残念(って、どこみてんだか)。 同窓会では、埋めた筈のタイムカプセルがみつからず、結局ショベルカーまでもちだして校庭中ぼこぼこにして探します。そっくり同じシーンを年末のニュース特集で見てしまいました。地方での実話をとりこんで脚本考えたのかな。 |
ホストクラブを舞台に、「店のナンバーワンを目指すより、誰かのオンリーワンになりたい」と気づいていく青年の成長物語。・・・かな。 西村さんは店のオーナー。 運送業の経営で首の回らない主人公(窪塚)を、「ホスト向きだねえ」とスカウト。 でもほとんど出てこないんですよお。店長のモト冬樹と二人しておでこひかっててキャラかぶってるから?”実は元、ナンバーワン”ってわけでもなく見せ場がないのが不満。 格好が小汚いのだって役が良ければOKなのになあ。 |
西村さんが、素敵です。 今をときめくアンカーウーマン:麻生環(鈴木保奈美)と再婚することになった国際政治学者:工藤海渡(西村)。 ホヤホヤですから、披露パーティーでも新居でも、もうラブラブ。後ろからぎゅっと抱きついてのささやき攻撃〜っ。とにかく幸せそう。 権利だ、意識だとキャンキャン叫ぶ環といても、我慢ではなくて、そんな彼女を楽しんでいる感じですね。 高校1年の息子(タッキー)を紹介するまなざしも、優しいお父さん。 そんな彼が結婚初日に事故で亡くなってしまい・・・・。 当然出番も1話だけなので、そこだけ観ればいいやと思っていたのですが。とんでもない!墓参りに、遺産相続に、妊娠騒ぎに、折に触れ「どんなに彼が好きか」とか「愛を教えてくれた初めての人だった」なんて言葉が語られるんです。 生きていたらケンカもあったろうし、妊娠したっていかにも「産まない!」といいそうな環。でも死なれちゃってたら思い出は美しいばかりで、「産みたかった」と言ってみるわけですよ。そんなあれこれの源が、全て1話の素敵な工藤さんなわけじゃないですか〜。 同居する羽目になった息子も、だんだんと環を、そして父が環を愛した訳を理解していく、その過程で浮かぶのは、ほらほら1話の。 「あいつは、一番いいところで死んだのかも知れない」という親友:弁護士(長塚)さんと、それに応える 「でも生きていて欲しかった」という環が、まさにファン心理も代弁して絶妙〜!! それにしても、タッキーって・・・・今と同じ顔。 15才にして完成された美少年だったわけですね。 |
主人公・中村雅俊裁判官が娘を誘拐され、公正な裁判と娘の命を天秤に掛けることになってしまう法廷サスペンスです。 原作と違い、新米の女性裁判官(桜井幸子)による進行の語りが入りました。 でもそれだと、雅俊裁判官宅で起きることには語りが入らないんですよ。だったらいっそ彼女を主人公に据えて大胆に活躍させ・・・るとサスペンス劇場になっちゃうか(笑)。 あの分厚い原作を一時間半にまとめたんだから、こんなものかも。海外ロケの必要な部分が変更になっているのも納得(笑)しました。犯人がやたら「愛」を語るのだけが、違う気がするのですが・・・分かり易くはあるかしら。 西村さんは桜井さんと一緒に補佐にあたる裁判官です。 眼鏡をかけて法曹服を着ると・・・あら不思議、同日放映された「TEAM」の丹波さんとは別人の地味なおっさんの出来上がり。デコも強調されちゃうし(涙)。 それはさておき、娘の誘拐を隠してなにかと歯切れの悪い雅俊裁判官を相手に、「いつもの貴方とは思えません」、と対立する役どころ。 激論の末説得された判決が不正なものだったなんて。誘拐が明るみに出た時点で”裏切られた”と一番思った人でしょう・・・・。 引責退官する主人公に、目も合わさずにねぎらいの言葉をかけて出ていく場面が寂しかったです。(それで西村さんの出番が終わりだから、じゃないのよー) 何故か仕事場でボディブレードで体を鍛えていたりするお茶目なシーンもありました。桜井さんとの掛け合いも嬉しかったりして。 原作にはない現場検証も、そういう意味ではサービスカットかも(笑)! おじいちゃんの世話する人形付盆栽(マン盆栽と呼ぶらしい)にも注目。 |
すぐに撃っちゃえばいいものをわざわざ地下牢に落としたり、仕掛け部屋で潰そうとして「潜入していた小林少年が」で助かったり、見事に原作を思わせました。(褒めてますってば) 田村正和もいつもの通り・・・・でしたが、ラスト近く、実は同じ顔に整形されていた二十面相が因縁を語るあたりは、たけしの顔の歪みやチックを再現して見物でした。 なーんだ、出来るんじゃない! そういう田村正和が普段は必要とされていないのでしょうねぇ。二枚目の辛さかな。 宮沢りえを相手にだって、脚本は恋愛チック。「昔死んだ妻にそっくり」だからって、色目を使いなさんなよ。親子ほどの年の差なのに! (あ、でも結局りえちゃんはタケシを選ぶので、もうこの話自体が丸々オヤジの夢と希望満載。) ・・・で、西村さんですが。 二十面相にさらわれた少年の父親役。 銀行の頭取だったか、豪邸住まいの偉い人らしくピシッとスーツ。でもそれ以上でも以下でもないです〜。途中から二十面相に入れ替わられ・・・もしないし。 そういう二役だったらなぁ〜。(西村ファンのささやかな夢と希望・笑) |
江戸も終わりの混乱の時代。未来をみつめていた小栗上野介(岸谷五郎)を、奥様の視点から描いた夫婦の愛の物語。 子供のいない仲良し夫婦で、”フランス人を真似た”と手をつないで歩いてみたりともう、ごちそうさま〜なラブラブぶりですよ。 「えげれすの言葉で言って下さい」 「・・・あい らぶ ゆう。」 ですから〜観ているこっちが照れました〜。小栗が斬首され、それが今生の別れとなってしまったわけですが。 それでも、彼が命を懸けて造り、守った横須賀造船所は130年たった今でも現役で日本の為に役に立っているのでありました。 うっそうと草木の生い茂る横須賀。五万といる人足。CGですかしら。 冒頭サンフランシスコに向かう船から小栗一行の飛ばした和紙の蝶が、現代を歩く子孫?の眼に止まったり、斬首を待つ小栗の前を横切ったりする情緒的な演出もなかなか。 西村さん演じるは流し目の勝海舟。 家の中にも外にも子沢山な、色好みの下品な男〜。道ばたで接吻なんて、いや〜ん素敵。 髷を結わずに、総髪っていうの?ポニーテール状態で普段より髪多めです(笑)。 下町出身の彼は、知行地も持つ由緒正しい小栗とはなにかと衝突が多いのですが、同じ日本の先導役として次第に互いへの誤解を解き、胸襟を開いていくのでした。 いいですね!男の友情!! しかしねー、たった130年。 曾祖父の祖父ぐらいの時代には、ちょんまげにスーツ着たり、鉄瓶から紅茶注いだり、政治絡みで夜道で斬りつけられたりしていたわけですよ。あげくに斬首ですよ。 女の生き方なんて更に違うのだし。ちょっと感慨深いものがありました。 原作:大島昌宏「罪なくして斬らる -小栗上野介- 」 |
そんなドキドキの温泉シーンが一番印象に残ってしまいました(笑)。 頼むから、周りの女優さん達も”驚く”とか”顔を背ける”とか、リアクションをして欲しいです。お仕事熱心だわ・・・。 で、お話ですが。 地味な事務員の主人公。突然の倒産でも社長を庇っていたのに、ダマされたと知ってつい、金庫の金を奪って逃げてしまいます。 居合わせたカップルと逃げ込んだ温泉旅館。 いつの間にか警察に包囲される中、次々と客や従業員のついていた嘘が明るみに・・・。 てなわけで、密室の中で転がるちょっと三谷風な群像劇、お涙あり恋愛有り脱力有り。ひとつひとつのエピソードは悪くないのに、全体がかみ合って無くてもったいない感じ。 例えば温泉のシーン。 たてこもり犯説得にかり出された恩師が思い出を取り違えているんです。飼育係だったの稲刈りを手伝ったのと言われても 「それは俺じゃないよ・・・」 とショックを隠せない(裸体も隠してない・笑)主人公。笑えるし泣ける場面なのですが、じゃあそれをきっかけにやけっぱちになったりするかっていうと、何もなし(爆) 「家を出た」妻子も、結局出て来ません。ニュースで顔も名前も流れてるのに! 諦めていたものを観られたことは満足ですが、2時間も観て残るのが温泉のハダカってちょっと情けないです。 ・・・ハンカチ落としも面白かったかなぁ。 あー、酒井美紀ちゃんも普通の可愛いヒロインで、HRやリモートの今とでは隔世の感がありました。戸田菜穂は変わらないね。 |
役が変わっても衣装替えや化粧はなく、この日の西村さんも、こげ茶色のセーターに同系色のズボンというラフな格好。おまけにセーターの袖が長くて、指先しか出てないという可愛げな着こなしですよ。 それで「源頼光(みなもとのらいこう)の鬼退治」??・・・とちょっと不安になりつつも始まり始まり。 半眼になっての帝、三老人(神様)、囚われの姫、酒呑童子と源頼光。 絵本調の画面に吹き替えとなる場面も交えながらの、熱演です。 この頼光って人が、酒呑童子にふるまわれた人間の腕や脚を平然とバリバリ食べ血の酒を飲み、「普通ちょっとは驚くだろう」とかえって怪しまれてしまうという、とんでもない奴。見せ場の退治場面でも「人間は卑劣だ」といわれてしまうんですから、どっちが悪者だか(笑) これを重々しく演じられたら、子供泣いちゃうかも知れません。 だからあえて剽軽な演出だったのかしら?導入と締めに唄われるわらべ唄(調子っぱずれ・笑)も、BGMも陽気でした。 失礼ながら、元々滑舌はあやしい西村さん。古めかしい言葉遣いを今にも噛みそう〜と、変なところでハラハラしたりして・・・。 平成9年1月7日初放映。え、たった6年前なの??若いのに〜。 検索していて「おはなしの国」は手話解説付きビデオが存在することを知りました。「酒呑童子」もリストに入っています。ご近所の図書館にあるかもしれませんよ!(貸し出しは聴覚障害者に限るかな?) |
「愛してるよ」とか「好きだから、・・じゃ、いけないのか」(きゃ〜!素敵〜!!) なんて嬉しい台詞てんこ盛り、ブルーのシャツもお似合いの西村さんが堪能できる一編です。 篠原涼子も、かわいい〜! もう何年、こうして密会してるんでしょ? 明日こそどっかに行こうと言われて、ウソをつく自信のない課長補佐マーくん。不倫旅行の言い訳の、予行練習をしようといいだして・・・・。 愛人の受付嬢マリアちゃん、ネグリジェ姿で抱きついたり足をからめたり、激しい甘えっぷりが愛人全開なんですよ〜。 なのに、衣装をそろえてそれらしい台詞を並べだしたら「完璧な奥さん役」にみるみる変身! 「もういやぁだぁ(ハートマーク)」 なんて甘えてた目が座りだして、奥さんが乗り移ったかのようにマーくんを罵倒し出すのよ〜。 心理学の実験でも、役割をふって即興演技させると過剰に「それらしく」なるそうで、そんな感じ?? その辺、演技合戦としては見物です。でもね。 *毛玉の浮いたジャージ *すっぴん&眼のしたにクマ *冷めた夕食の残り ・・・が妻の象徴って、すんごいイヤン。 ローンと子育てに身を削る妻が、みすぼらしいのは100歩譲ってヨシとしよう。でもさ。連れ添って10年目でも毎日チューして、甘えて、足絡めて、旦那さんだって「愛してるよ」って言ったっていいじゃないよー。 だいたい、愛人なんて、いいトコ取りでずるいんだって。 愛人にだけ優しい男なら、妻になったら冷たくなるよ。女だって常に身ぎれいに可愛く迎えられるのは、舞台裏の毛玉ジャージを見せない不倫相手だからだよ。 マリアにはそんな不倫のからくりが見えたようだし、マーくんも奥さんへの愛情を少し思い出した様だったし、その後が知りたくて、ラスト欲求不満です。 |
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