ラヂオの時間ゴジラ2000MILLENNIUM八つ墓村
 黒い家(メイキング) ・ 黒い家(本編)
天使の牙B.T.A ・ 巌流島

友子の場合 ・ 7月7日、晴れ
マルタイの女 ・ 忍者ハットリ君THE MOVIE

「ラヂオの時間」

 いやー、大笑い。
 コンクール入賞作としてラジオドラマ化される脚本が、「この名前はイヤ」という主演声優(戸田恵子)のわがままで役名を「リツコ」から「メアリー・ジェーン」に替えたばっかりに(替えるな!)、舞台は熱海からNYからシカゴへ。海ないじゃん!って高波はダムの放流へ、生放送だっていうのに思いつきで変わる変わる。
 ボタン一つの掛け違えから、どんどん取り返しのつかなくなっていくのがたまりまへん。

 その場だけ取り繕って、事態をますます悪化させていくプロデューサ牛島役が西村さん。
 あまりの変更に、こんなの自分の作品じゃない、と言い出した原作者の主婦に
「我々だって、自分の名前を外して欲しいときがある。でも、それでも責任はとらなくっちゃいけないんだ。」
 ・・・って、あんたのせいなのに開き直られても困る〜と思いつつも、素敵〜!
 アシスタントの若い娘と不倫??してるんだか「今夜行っても良いよね」なんて隅っこで言い出すあたりもセクシーでいいでっす。

 でも、西村さんをさておいても面白いのよ〜、この映画〜。


「ゴジラ2000MILLENNIUM」

     
 CMで腐るほど聞いた阿部寛の
「ゴジラァァァァァァァァ!」なゴジラ。
 我らが西村さんは自衛隊の戦車隊長かなんか???
命令口調はかっこいいけど、ドラマに絡まずそれだけなんですもん。逆に、冒頭のゴジラ出現に驚いて腰抜かす様な役の方が美味しかったのでは??
 だいたい、ヘルメットは・・・・蒸れて・・・ゲホッゴホッゴホッッ・・。



「八ツ墓村」

     
 村の時計屋さん。
 別に西村さん目当てに見ていたわけじゃないので、”あー、また出てる”ぐらいの印象しか。
 しかし、主役のトヨエツと並んで会話していて、2人がほとんど同じ年だと思ってくれる人がどれだけいるのかしら。かしら。

(追記:日記を発掘。なんと鑑賞当時
「時計屋が面白かった!西村雅彦を主演で金田一見たかった」
と書いていました!!すっかりファンの今となってはかえって言えない一言を、さらっと!!
 偉いぞ、昔の私!でも掻きむしる髪はどうするんだ!)



「黒い家」(メイキング)

     
 本編はあまりに怖そうなので、まずメイキングを体験してみました。
 ・・・・・・凄っ!
 ふさふさ。
 増毛じゃないんです。目にかかるようなふさふさ!!ふさふさですよ!!
 殺人がどうこういっている場合ではもやはありません!
 メイキングですからインタビューもありまして、質問に答える厳しい表情の西村さんはまんま丹波さんです。そ、それと「ふさふさ君」を交互に観るショックたるや!!
(御本人も言ってます。「カツラをかぶった西村雅彦は怖いよー」って。苦笑)
 ますます本編が怖くなったかも。
 


「黒い家」

     
 西村さんの水着姿がみられます!!・・・ぽよ〜ん・・・。
 役作り完璧よね!!(笑)

 かの有名な保険金殺人ホラー。
 メイキングも観たし、原作も読んだしで心構えは万全(それって、何か間違っている気もするけど)。ああ、心配していた西村さんのふさふさ頭もすぐ見慣れました。
 すると、西村さん演じる激しく挙動不審な菰田氏をみていても、怖いというよりは哀れで傷ましくて。子供だって、彼なりに可愛がっていたかもしれないし、あんな女にさえ出会わなかったら・・・。
 今思い出したけれど、冒頭で菰田氏がエサをやっていた犬、潜入シーンではいないじゃないですか。殺られちゃったのぉ?(涙)

 全体としては、誰も彼も抑えた声でぼそぼそと喋る中、仁王立ちの大竹しのぶがとても印象的。いつでも黄色で。(でもなんでボーリング??主人公はなんで水泳??)
 身内を殺してでも保険金詐欺を働く、そんな異常者に見込まれた主人公は可哀想ですが・・・それでも仕事を辞めないんだから、強いというか・・・あの会社では珍しくないことだったら怖い。
「君ぃ社内で殺されかかったんだって?」
「やっと一人前だなぁ」 はっはっは。

 主人公の恋人の主張「本当に異常な人などいない」は、あんな事件のあとどう変わったのでしょう。

 大竹しのぶ、怖い。  


「天使の牙B.T.A」

     
 なるほど脳移植をしたのは、潜入捜査のためでなく「ちょうどいい死体が二つある」って医者がやりたがったからなのね。・・・・倫理観五十歩百歩(笑)。

 とにかく、移植によって別人の外見となり、ボスの愛人として麻薬組織に潜入する刑事アスカ!
 開頭手術後一年で既にロングヘア!
 謎の秘密基地、でも携帯通話圏内(笑)

 とまあ、ツッコミはともかく。
 男社会で行き詰まる明日香に共感できたので、移植や潜入をどう思うのか、それで自分の何が変わったのかをもっと知りたかったかも。 移植後、役者が変わること自体は抵抗無かったです。(台詞少ないし・笑)  ちょっと残念だったのは、手かな。
 目覚めて、まず目に入る自分の手。銃器を扱う傷だらけの刑事の手が、ほっそりと華奢な何もしない女の手になっていた・・・・と驚いて欲しいのに、愛人の手も負けずにごっつかった(^^;)

 そしてすれ違う恋人同士。
 小道具の指輪一つとってもデザインが素敵、贈られ方がお洒落。女心をくすぐりますー。失くしたかと思っていたら、再会した恋人がちゃんと持っていてくれるんですよ〜(TT)
 あのお花の指輪どこのだろう、ちょっと欲しい。

   そんなロマンチックを忘れてよーく考えると、語り手が途中からヒロインじゃなくなる主役交代や、脇刑事の書き込み不足ってダメかも。(何度か出てくる永井大よりも、5秒の要潤が印象的)  でも、畳みかける映像で飽きずに観られちゃったんですよ〜。

 西村さんの役は、警察のおエライさん。
 大画面のUPで凄まれると、泉谷しげるに見えて仕方がなかったのは私だけでしょうか。
でもでも。・・・カッコ良かった〜!!!
 「私が言うんだから間違いない」(by中西警視正)!!

 佐野史郎、ショーケンと、実は怪しいオジサンが頑張っている映画なのですよ。美味しい素敵な役でした、西村さん。
 続編があったら同じ役で出て欲しいんですけど〜・・・・無理か(笑)

*小説「天使の牙」*  


「友子の場合」

     
 ともさかりえ主演。
 まだ口元が歪んでなくって更に細くて、可愛いけど何言ってるのかわからないぞ!

 旅行先で友人達と延々はぐれまくるという、携帯の普及した今ならあり得ないストーリー。
 私的な目玉は、どこかに出ているはずの西村雅彦だったのですが・・・・。

 お、お父さん??  しかも入浴中に娘が入ってきて大慌て・・・という2カット湯船に入りっぱなし。裸の胸を抱える仕草はラブリー(^^)ですが、これじゃ主演のともさかさん、服を着た西村さんに会っていないかもしれません(笑)

 駅員の伊藤俊人さんを思いがけず見られて嬉しかったです。
 ともさかの友人に仲間ちゃんがいたのにクレジット見るまで分からなかったわ。 


巌流島

     
 モッくんが、品性下劣な最低男・武蔵を演じるもうひとつの「巌流島」。
 粗暴っぷりといい、後半の立ち回りや人の変わった様子といい流石でしたよ!

 一方の西村さん演じるところの小次郎は、品行方正・泰然自若。身内の仕掛けた罠を知りつつも
「それでも武蔵と闘いたいのです」
といいきる、穏やかな声のいい漢でした。むふふ。
 それだけに可哀想で。成仏してくださいね。南無南無。

 なんたって、ポスターにも大書きされているのでネタバレにもならないでしょうが、この映画では武蔵と小次郎は対決していないんですから。
 じゃあ、小次郎を倒したのは誰かっていうと(笑)

 するぞ、するぞ、と待ちかまえて観ていた通りに決闘が始まり、二刀流になった瞬間には笑ってしまいました。

 この闘い以来武蔵の兵法が変わったとか、五輪の書ではいっさい触れられていないとか。武蔵について冒頭でかまされるハッタリは全部本当なのでしょうか??

 筧さんの侍装束、似合う!漁師のロンブー淳も、いい味だしてました。
 それにひきかえガオレッド金子くん、台詞がたどたどしかったわ(^^;;) 熱血バカな役どころに合わせての役作りだったんでしょうか〜。

 ところで武蔵を待つ間、目を細めた表情の多かった西村さん。そういう役作りかと思いきや、真相は・・・風が強かったんだそうですよ〜。
 砂が目にはいるわ、撮り直しの時間はないわで、
「世界一本番中にまばたきしている俳優かも」と、某インタビューでへこんでいらっしゃいました(^^;;;)そういうこともあるんですね!  


「7月7日、晴れ」

     
 トップスターと平凡な会社員の恋!
  1996年版「スターの恋」ですね!んもう、まだ幼さの残る観月ありさが可愛いのなんの。

  西村さんの役は、そのスターひなたちゃんが移動に使うリムジンの運転手です。ストーリーを動かすことはありませんが、要所要所の一言が印象的。
 クライマックス、ひなたの呼びかけに応えて首都の夜景が消えていくシーンでの
「奇跡だ・・・」
と呟く表情好きです。うふ。

 で、「王様のレストラン」のひよこが観月ありさからとってアリサと命名されている・・・という西村氏の観月ありさ贔屓は、この共演から?
 映画の封切りが1996.05.11 「王レス」が1995年〜96年の初め。撮影時期が重なって、いかに可愛かったか騒いでいたんでしょうか(笑)

 監督は「友子の場合」と同じで、「踊る」の人でした。  


「マルタイの女」

     
 うそ、うそうそ、見てないよ!!
 昔見た映画をのんびり見返すつもりが、瓢箪から駒。未見でありました。こんな西村さんを知ってたら「TEAM」初回の丹波さんに今泉重ねたりしませんよ!(「ミンボーの女」と混ざってた模様) レンタル無料チケットよありがとう!!
 面白い〜、これが伊丹十三の遺作になるの??なんて残念な。

 保護対象者”マルタイ”につきそう2人の刑事。
 これでマルタイが宮本信子オバサンでなく、もちょっときれいなお姉ちゃんだったら・・・色恋では萌えるけど映画は面白くなくなるんでしょうねぇ・・・・。微妙な気分。

 西村さんの役は当然!つきそう刑事A:立花さんです。
 立ち回りはある、メイクはある(複合ワザもある・笑) こりゃ主演はおばちゃんでも、主役は西村さんでしょう〜?という、めちゃオイシイ役どころ!!
 親が刑事なのに元不良。剃り込みいれてた後遺症で今の髪型だそうで(笑)一瞬「そうだったのかー」って納得しちゃったじゃないですか!
 つきそいで見ている映画にのめりこんじゃうのも可愛いし、「あんた怒ると怖いんだもん〜」も全くだし。魅力全開。

 まっさらで見ても西村さんに惚れたかも♪

   でも現実には、いろんな余計なこと想いながら見てました。
 エッセイなどで読んだ事では”撮影のスケジュールがタイトで辛かった”とか”ヤケドした”(そうよねー、あれは。)とか、これが西村さんが「つい目線がいっちゃって」た乳か〜、とか(笑)  劇場のシーンでは”ここにエキストラのHIROさんが(※1)”とか!

   それにしても、ラスト事故の後ビワコが立花を名前でなく「あんたぁぁぁぁぁ」と呼び続けるのは馴れ馴れしいですよね!!
 インタビューはイイから早く、早く立花さんを救急車に〜!!


 (※1)*HIROさんの”マルタイの女エキストラ参加レポート”はこちら*  


忍者ハットリ君THE MOVIE

     
 いや〜、気軽に面白かったです!
 でっかい忍者の、ほっぺのうず巻きも変な言葉遣いも大量宣伝で慣れちゃったでござるよっ

 小学生ケンイチの家に居候を決め込み、こっそり食事をしようとするハットリ君。
「ごはんはどこでござるか〜」
炊飯器なんてみたことないもんね(笑)
 挙げ句、家電があっちでピーこっちでカタカタいう度に大騒ぎ。こういうゆる〜いギャグを、ちゃんとオーバーアクションで盛り上げてくれる香取ハットリ君でした。
 ケムマキ先生も格好良かったよ〜ん

 ただ、本筋が連続殺人とハードなのに、その犯人を目撃(?)して盲目のお姉ちゃんが似顔絵描いちゃうのは子供だましだろうっとか、目指す方向がちと疑問でしたが・・・・ま、いっか。

 西村さんの役どころは、警察側。汗っかきの捜査本部長さん♪
 次々と謎の死を遂げる被害者達が、まさか忍者マニアな部下(東幹久)の言うとおり本当に忍者繋がりだなんて、思いませんよねー。

 やはりオマージュ出演していた草なぎくんとは、残念ながら登場場面重ならず。
 草なぎサラリーマンの『社会にとけ込んでる』ってギャグでした。メッチャ浮いて(文字通り ^^;;;)ましたからっ!!  


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