真夜中の雨

21年前の事故・出生の秘密・彼の目的は??
斜めに見始めたのに、気がつけば毎晩降りしきる雨も気にならない程巻き込まれてました。
謎そのものよりも、謎の見せ方が上手くて楽しかったかな。
期待した愛憎復讐劇にはならなかったんですが、ま、いいか。

最終回のサブタイ「雨の終わるとき」。大ウケ。



<1回目>

      
 観ました!!
 水のイメージや窓をたたいて降り続く雨がキレイでした。
 松雪刑事と織田外科医の過去がどう明かされていくのかなー。 (あの2人が恋仲にってイメージ湧かない。)

 しかし一番ギョッとしたのは、銃撃でも手術シーンでもなく松雪の白いシャツのしたの黒いランジェリーだったりします。

 医者もの・刑事ものの多い今シーズン。
 そして織田・石黒in病院と来たら「振り奴」。作る側も重々承知でしょうから、どう攻めて来るのかも興味あるところです。
 ひと味違う織田っちをみせてくれるのか、どうか?


<2回目>

      
 松雪刑事、抜糸で通院。見られるの分かっててもブラは黒ですね。

 それはさておき。
 癒着だ派閥だと「オトナって汚いよ!」な話が続く間、織田先生の事を密かに調べる松雪刑事。職権乱用。彼が怒るのも無理はありません。
 で、2話ラストにして語られる衝撃の事実。
 松雪の両親は水死。織田・母は織田少年の目の前で殺害されている・・・!!ジャジャーン!!(ここでかかる織田っちの唄が、もひとつ)

 割れる花瓶の水、雨、夜の海等の水のイメージと近代的な病院。映像はとてもきれいで、派閥や利権を巡る会話も小気味よく 1時間があっという間。何かありげな過去もさっそく提示されて・・・上手いよねー。
 後は、この2つの事件が関係あったりするのかしら?と言ってみたら、横で見ていた同居人が
「じゃ、この2人姉弟?」
 そ、それじゃ空から降る・・・・ゲフゲフ。

レントゲン占い”もツボでした!


<3回目>

      
 一体、何がしたいんだろうこのドラマ・・・。

 前回のラストで、松雪と織田っちが激白しあっていた肉親の不幸な死。
 案の定2つの事件は関連があったのでした!ジャジャーン!!

 ・・・早い。

   そういう「起承転結の転」になる要素って、既に恋に落ちた2人を裂く札じゃない?その前に、不幸の告白自体が親密だからするんでしょう?
 なのに「そんな事聞かされちゃ迷惑なんだ」段階で松雪と織田っちはただの顔見知り。
 そこにやっと、共犯者めいた馴れ合いが産まれて来たところだったのに・・・・。

 いきなり「織田の恨んでいる男=松雪の父」ですよ!!
 来週怒濤の最終回だったらどうしよう(笑)。

 だいたい織田は、あの患者を治療していたのか殺そうとしていたのか?
 21年寝たきりだった父の入院費(月200万円!)はどこから来てるのか?
 心臓刺された患者を歩かせて麻酔無しでメス入れる方が救急車待つよりいいのか?
 夜の病院、みんな電気つけないのはやはり経費にうるさい院長のお達しか?

 しまった、来週が楽しみだわ。


<4回目>

      
 21年前事故の起こった湖のほとりに、肩を並べてたたずむ都倉外科医(織田)と松雪刑事。
 正面衝突した車、双方にそれぞれが乗っていたんだなんて〜!!!
 ドラマだわ。(いろんな意味で・笑)

 亡くなった元上司に続き。死んだ筈の父親が入院中と判明してまたぞろ院内で見る機会の増えた松雪刑事。
 更に別件で都倉先生の警護まですることになって。
 私用で電話をかけちゃう仲になってきましたよ。それでもお互い敬語だし、恋というより共犯者な感じなのは相変わらずですが。距離は近づいて来ましたよ〜。
 ナースの間でウワサのタネに違いないですね!!

 ただ、「母は目の前で殺された」と先生言ってませんでしたか?
 運転者が事故現場から逃げた、・・・のとは印象が違いすぎる台詞では。
 だいたい、お母さんが運転していなかったことぐらい現場検証でも解剖でもわかるでしょう??(その辺を知りたくて外科医に??)
 それがああなってこうなって、お父さんは偽名で入院って怪しすぎる。

 ・・・・黒幕が分かったらこの2人、本当に「共犯者」になって敵討ちを果たすのでしょうか??やりかねない!

 ところで湖。
 松雪は電車で山梨まで来てるんですよ。わざわざ前日知らせてきた彼女を1人で行かせておいて、当日現地集合の都倉。当然アシは車でしょう??
 帰りは送っていったんでしょうか。  


<5回目>

      
 どうしてこう、この人達、相手を怒らせるの得意なんでしょう。直球勝負。
 おべんちゃらだって、生きていくのに大事だと思いますよ先生!刑事さん!!

 松雪刑事を送って帰るどころか”証拠集め行脚”に連れまわす都倉先生。
 警察、第一発見者、昔いた施設の元職員。
 それぞれ”暇な女刑事とその付き添い(の割に態度でかい)”、”事故車に乗っていた子供2人”、”昔お世話になった少年とその付き添い”と立場を変えて自己紹介をしていた様子でした。

 そしてまず、警察でもめる。
 当の本人と知らず「あのガキはうるさかった」と刑事が笑いあうんですよ。21年間異動がないのか、この地区は!!山奥の駐在か!
 運転者逃亡をもみけしたんじゃなくって本気で無能らしくてこっちもがっかりです。
 でもね、いきなり21年前の事件の記録に文句言われたら、普通ムッとするもん。
「お陰で助かった子供です、どうしてもお礼が言いたくて」
なら、すぐに発見者教えてくれたんじゃないでしょうか??

(雨の夜、つい正直に過去を話していく、というあの場面だって別に警察で夜明かし中でなく、どこかで普通に一泊してたっていいじゃない。)

 で、その第一発見者さんに教えられて尋ねた元職員さんは、先生のお母さんとも親しかったようで是非お話を聞きたいのに、動脈瘤で昏睡中。
 ここでまた治療法を批判して院長を怒らせる都倉先生。
 だからさー、
「亡くなった母の代わりに、母と親しかったこの人を助けたい」
と浪花節で攻めてみなさいよ。刑事さんもよ。逃げ道を作るのよ、人を動かしたかったら。

 もしくは、事務局長の様に札束(笑)。土下座(笑)。
 私はこの時の事務局長をカッコイイと思いましたね。

 患者はめでたく転院となって、手術も成功。
 病院の損失補填だの、お母さんの事件の真相究明だの、周囲の勝手な思惑を知る由もない患者の娘さんは、この事態をなんだと思っているんでしょう。神様からのプレゼント??

 そしてラストで!!
 謎の男は、若き日の院長か!?

 展開が早くて好きよ、このドラマ。

<6回目>

      
 来た来た来たぁ! 「あの男」は院長で、しかも都倉先生の父親だった!!

 そう思ってみると、誰にでも偉そうなところ、ギラギラした感じ、日焼けの具合、親子よねえ。

 しかし、父親を覚えていないって??
 母の客であって、パパだとは言われていなかった訳ですね。
 でも院長の方は・・・・父親の自覚あったでしょう?都倉の誘導尋問にひっかかっています。「21年ぶりの家族」に会いたくないかと問われて、完全に”息子”を想定した応答をしていますもん。
(実際には、顔を見たら面影があると思うのですがね。)

 松雪刑事に”制裁”を宣言して、急速に事務局長に接近していく都倉・・・。
 それでいて、院長家族のディナー席や子供の患者の前ででは、「一家団らんに憧れていた」だの「お父さんと遊んだことも怒られたこともないんだぞ」と、儚げな顔を見せるんですよ〜。ずるいぞ!

 そんな都倉を意識する、泉田・長女。
 ・・・ってわざわざ刑事さんに恋愛相談。これは2人が全然男女の関係に見えないって事?(笑)それとも牽制??
「あの男はダメよっ」(兄妹だもの)
とうろたえる刑事に、
「貴女も都倉先生が好きだったんですね!」・・・とか、つまらないこと言い出さなくて本当にほっとしましたよ。

 さあこれから、どんな制裁が始まるんでしょう。
 でも敵も着々と作ってるから、都倉先生。今度も後ろから刺されないといいんですけど・・・・。


<7回目>

      
 えーっと、三輪さん。
 刑事さんのお父さんだと判明した現在、彼の入院費は彼女が??
 以前は毎月200万円、でしたっけ。
まあこれは裏金に利用してた金額でしょうが、まともに20万円としても払えるんですか刑事さん。昼間っから病院に来てる場合じゃないですよ、残業ですよ!!
 それから皆さん「あの人が憎い」だの「裏金で一千万」だの、危ない発言はドアを閉めてしてください。ていうか、人の枕元であんた達。三輪さんが意識あると本気で思ってないでしょ〜。

 さて、第2外科の責任者として肩で風切る都倉先生。あちこちで「人が変わった」とささやかれています。・・・・そうかしら。
 生意気なのも一言多いのも相変わらずよね。
 突然ガツガツと都倉をライバル視しだした泉田長男・阿部ちゃんや、突然家族が大事になったらしい院長先生の方が「人が変わった」感じです。

 危機に際して泉田家”身内”意識が高まったわけですが、危機の原因の都倉先生も”半分身内”なこの皮肉。
 「制裁を」といっていた割に、のっとりも考えていない、出生の秘密を家族に爆弾発言をするわけでもない。
 まっとうに”泉田病院再建案”なんてレポート作っちゃって、どうも”お父さんの役に立ちたい”様じゃないですか(涙)
 なのに、長男と院長にはすっかり敵扱いだし、長女の誕生日=あの事故の日(そんな理由で母を見殺しに?)だしで、かなりウロのきている都倉先生。
 長女の誕生日パーティーで亡き母の思い出を語り出す始末。

 ここ、すべてを知っていたら可哀想な場面ですよね。婚外子の疎外感。事故の新事実。情緒不安定も当然な。
 でも客観的には”変な奴”でしょ〜。パーティーであれは〜。

 そういう、立場の違いで何気ない台詞が重要になる、のが上手いです。このドラマ。

 終盤「オレの家族に手を出すな」という院長に「僕だって家族だ」とついに切れてしまうわけですが・・・。

 その時も2人きり。
 事実を知った院長は心臓を押さえて倒れてしまったので、またもやすべてを知る人はいないまま。
 来週に続く!!

(あの山中の事故現場から長女出産に駆けつける・・って、当時泉田家はどこに住んでいたのでしょう。「びしょ濡れだった」と気づく余裕はさすが出産3回目です、奥さん。)


<8回目>

      
 なんと、あの列車にそんな意味があったとは!!

 院長のおもちゃだとばかり思っていたジオラマ。山梨の事故現場周辺なんですよ。
「私には、これが***(都倉の母)の墓だ。」
 三輪さんをひきとったのも、贖罪の気持ちだったとか。
 総額いくら使っているの。そ、その一割でも息子に学費、いえ昼ご飯代に(涙)

 今回もまた展開は迅速。
 事故の日に逃げたことを早速問いつめます。
     (重態の患者相手に、先生ったら。)
 その場で長男に、親子関係がばれました。
     (だから、戸締まりを・・・)

1,身内のオペは普通しない。
2.都倉先生が一番腕がいい。
3,でも都倉先生も、実は身内。

 院長のオペは誰がするのか。
 3を知らない事務局長は、なにか勘違いしています。
 長男は大混乱、余計にはりあって派閥もいじくって大騒ぎしたあげく、結局は最低な状態で都倉にお鉢をまわしてくるんだもんなー。あんた、それこそワザとじゃないでしょうね。・・・関係修復のきっかけになったかも、という意味も含めて。

 刑事さんはヒマそうです。
 いきなり院長を訪れて、当然のように3の話題。無神経な。
 上司にも世間話で「親子だった」ってプライバシーを垂れ流し。貴女のような人がいるから、院長は息子を捜せなかったんじゃないですか〜。黙ってなさい。
 そしてみつけた昔の新聞記事で。院長は事故に無関係と更に判明!(気づいたのは先生だけどね)

 動かない車から出て(これが、都倉先生の覚えていた映像)、助けを呼び(これが第一発見者さん)、東京に帰っただけ。
 じゃあ運転していたのは誰なんだ〜???

 三輪さんが知って・・・るのかぁ?事故の記憶って消えるってよくいうじゃない。
 今更彼が起きてどうなるのか。話ぶち壊しになったらどうしよう。


<9回目>

      
 うわー、認めたよ!親子だって!!

 泉田病院FAXに、一斉に流れる怪文書。
「Dr.都倉隆は院長の隠し子」
 これを持って院長室に駆け込む事務局長ですが、なにも居合わせたご家族みんなに配ることないじゃないですか(笑)そして、あせる長男を後目にあっさりと「本当だ」と認める院長さん。
 どーん。

 21年前の事故現場に居合わせた男あれこれも、どうやら”若い男で鎖骨を折ったらしい”とまで判明。

 ・・・これですっかりね、長男が怪しいと思ってしまいましたよ。
 妹とは20才ぐらいはなれているでしょう?事故当日は学校だったとか誕生日パーティーの時に言ってなかったっけ?都倉先生のお母さんだって、夜中に見知らぬ男にハンドルを渡したりしないだろうから、自分の愛人の長男なら・・・・。
 で、怪文書はね。父親は面倒を嫌って都倉を切るだろうと思いこんだ長男の仕業ってことで。

 なのに今回のラスト、どうやら怪しいのは事務局長??
 三輪さんの覚醒に怯えていましたよ・・・・。

 というか、わざわざ「熱がある」と嘘をついておいておびきよせたんですから、都倉先生は彼を疑っているわけです。だったら院長の時のように勘違いなのかも〜(爆)。
 患者が危篤かと駆けつけたら、雷光を背に暗い部屋から睨まれるんですよ。
 そりゃ怖いって。


<10回目>

      
 なーんだ、認めちゃったよ事務局長!

 事件当時17才。
 都倉・三輪両家とご近所育ちでした。案外周囲の看護婦さんには「言葉遣いが似てるよねー、あの3人」ととっくに見抜かれていたら可笑しいな。
 刑事さんが「都倉先生のお母さんに恋愛感情があったのでは」と言い出した時には”ちょっと待て”と思いましたが、その後の調べで父親が役場で三輪さんと同僚で、不正を告発されて自殺しているとのこと。
 父の敵をとるために雨の中待ち伏せ!
 なるほど。しかし、それならもっと早く三輪さんは殺せたのに。
 あまりにあっさり認めるので、かえって裏がありそうな気もします。というか、もう一ひねり希望!

 刑事さんはねぇ。
 ”あやしい”と都倉先生が言えば、もう頭から信じて名前も呼び捨て、犯人扱い。そういうところ、捜査にとっても向いていないと思うんですよ・・・。
 それに、「水が怖い」のはどうなったんでしょう。別に劇的に克服しなくていいから、治ったなら「最近大丈夫」と言うシーンがあったらいいのになぁ。

 事務局長が都倉先生をスカウトしたのは、院長の子供と知っての事だったとか。
 そんな、本人達も知らないことを探りだした手腕を活かして探偵事務所でも開いて強く生きていって欲しいです。

 あー最終回どうなるんだろう。


<最終回>

      
 ラストは、新生泉田病院お披露目パーティ。
 そういえば一回目にもパーティありましたよね。その時にはただの新参者だった都倉が、いまや経営にまで口を出す立場になっての最終回です。
 それも、乗っ取りでもなんでもなく家族として。

 院長に名前で呼ばれ、”失った年月を取り返す手伝いをさせてくれ”とまで言われ、眼をうるませる都倉先生。長男にもきちんと詫びを入れられていたし。長女も恋を吹っ切れたようだし。
 よかったね、都倉先生。
(前日の「サイコドクター」最終回で見られなかった父子の会話をここで見たかって感じです。)

 ・・・でも、そういう話だったんだっけ?

 危篤に陥った三輪さんを、自分の手で手術したいといいだす院長。
 21年、病院の発展と共に眠り続けていた三輪さんに思い入れがあるそうです。(偽名で入院させていたくせに??)目覚め始めた途端に経営が傾いて・・・って、座敷童じゃないんですから。
 
 事務局長の方はあっさり捕まり、今は拘置所で罪を悔いています。
 でも、結局三輪さんは殺していないでしょう?21年・・・彼が長い時間を待って、本当に何をしたかったのか今ひとつわかりません。
 事務局長が都倉を呼んだことで、三輪さんが目覚め、刑事さんは父親を見つけ、都倉自身も家族をみつけた。もしかしてお礼を言った方がいいぐらい。そりゃ原因を作ったのもそいつなんですけれど。
 この騒ぎで病院はつぶれそうなんですよ。
 彼の復讐相手が院長だったなら、それでも過去の過ちの償いはしたくて手を尽くしてみたのなら、分かるような気がするのですが。

 さておき、病院存続の危機に率先して人を集め出す都倉先生。
 誰をって”有能なのに権力に楯突いて冷や飯くっている”専門医達。それって以前の都倉先生そのもの〜。院長も長男も、彼の熱意に心を打たれている場合じゃないです。
 テナント形式でお互いにメリット、はいいんですけど〜。世渡り下手が大集合して、そのうちに大変なことになるんではないかと、気が気じゃありません。
 でもまあ、それはまた、別の話。

   これからお父さんを抱えて生きていく刑事さんの人生も、また別の話。


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