僕と彼女と彼女の生きる道


小柳テツロウ30才、銀行マン。
ある朝突然、妻は家を出る。子供を置いて。

あからさまに二匹目の泥鰌を思わせるタイトル、重苦しい予告。
正直見ないでおこうかと思ったものですが。
蓋を開ければ、役者クサナギ君の新たなる代表作の誕生でした。
子役のりんちゃんも、いたいけで可愛かったよね!

いちおう前作はこちら→<<僕の生きる道>>


<1話>
「私と離婚してください」「朝っぱらから何言ってんだ」

ああ・・・息苦しかった。

面白いんですよ。
いきなり奥さんは家を出ちゃいますからね。
どうして?これからどうなるの?って興味津々。
でも、置いて行かれた子供は可哀想じゃない!

幼い娘と離れて座って、「命令」だけしたらすぐに背を向け
娘を手放すことでホッとする父親クサナギ君。
「家族旅行でハワイに連れてってやった、運動会ではビデオだって」
とくだまきながら、娘を1人家に待たせて酒呑んでる父親ってなんなのよー!!
おまけに部下と浮気までしたことあるらしいですよ。
ああ〜、草なぎ君がとっても嫌な奴に思える〜
これって思うツボ??

SMAPクサナギ君にとってはまたまた、チャレンジかつステップアップな役どころですよね。ここからどう変わっていってくれるのでしょうか。

思えば「僕の」 は、死を予感しながらも愛に満ちて幸せでした。
今回の家庭は寒々しいわ。
冒頭、朝っぱらからきちんとメイクした奥さん完璧に片づいた家の中。
あまりに完璧で、でも愛がないなんて怖い(涙)
怖いと言ったら、何度もうつる玄関の足元のシーンも何故か怖くて。靴=家族が無くなってしまうのが怖いのかな。

唯一笑えたのってタクシーの場面でした。
奥さんを追いかけて、タクシーの窓越しに問いつめるところ。
「どうして離婚したいんだ」
そんな台詞耳に入っちゃったら運転手さんのびっくりよね。

見終わって、家族をぎゅーっと抱きしめたくなりました。



<2話>
「リンがいなかった人生を考えてしまう」

子供が産まれると人生変わるんです。特に母親は。
この子がいなかったら。どんなに熱望して産んでいようと思うことなのに、ましてや学生時代の妊娠。辛いでしょう。 その延長線上での
「子供を愛していない」なのかな??
リンちゃん7才の今言わないでよ、我慢強すぎるよ!!

結婚も出産も、人生のゴールじゃない。
ドラマで婚前の妊娠が出てくると、絶対言うでしょ
「私産みます」 それが常々不満でした。 まずは避妊!
産めばいいというものではない!
なので「僕の生きる道」での性教育&子供を作らない
夫婦の選択に続いて、結婚のリアルを描くこの路線気に入りました。
でも気分は沈むの〜。草なぎクンも終始怖くてさ〜。
家族団らんを知らない身勝手な男テツロウ。
産まれてこのかたずっとイヤな奴だったように思えてきてしまう〜。銀行ではチビで埋もれてるクセに(関係ない・笑)
家庭教師の役が小雪で、というかデカイ女性で良かったと思いました。
テツロウに怒鳴られる場面、小さい人だったら怖すぎるもの。

仕事人間で、偉そうで、何をいわれても
「もちろん****です。」と答えるテツロウ。
驚いたって、がっかりしたっていいのに。”すべて予測していましたよ”と取り繕って相手の優位に立とうとするの。
そんな人が最期に「教えて下さい」と言えたのは大きな第一歩なんでしょうね。

場面が変わって、ハーモニカの音色と子供に寄り添う人影。
てっきりリンとテツロウが並んで吹いていると思ったら・・・・
隣にいるのは小雪先生で、テツロウは道の向こうから離れて吹いてましたよ!
親子の溝は深そうです。

ああ、我が家はなんて幸せなんだろう・・・ホントウカナ
東の「みんな自分が”普通”かよ」って、深いよね。



<3話>

”家政婦”のいなくなった小柳家。
でもこざっぱりとしてきれいです・・・・・。テツロウって独り暮らししたことないんですよね。なのに家事ばっちり。娘のハンカチにアイロンまであてている!!
私も、並んでドラマ見ているツレも18才で家を出て、10年は1人で暮らしてから同居を始めた訳ですが・・・・じゃあ家事は完璧かというと低レベルの生活に慣れただけでした(爆)
片づいた部屋と出勤前のアイロン掛けを見ながらハモっちゃったわ。
「こんなのドラマの中だけだよね・・・」
同僚に聞き回るのは恥をかきそうだから辞めておこう(^^;;;)

離婚の手続きは、画面の外で完了。
それを上司に報告する場面の寒々しいこと。(仲人って、新入社員が披露宴したんだ?生意気に!)「離婚なんかで、評価は変わらない」とか言うけど本当でしょうか。
なのに実の親には、会ったのに内緒ってどういうこと??
小柳父(大杉連)といい、上司(小日向)といい、前作で優しかった人達が出てるのに揃って冷たい配置なのが上手いですよね。

最後の一週間だから・・・と、夕飯一緒に食べて、朝も一緒に家を出て、娘の無事を気遣ったり、どのパンが好きなのか悩んでみたり、お父さんらしい行動がぽつぽつ出てきて、ちょっと安心。
そして動物園だー!!
お尻にペンキをつけながら手をつないで歩いている2人。
一緒に失敗して一緒に笑う、子供がいると本当に小さな事が幸せなんだって、やっと気がついた(遅いよ!)テツロウが・・・・・

「このまま一緒に住もう」

と言い出したのには目が点になりました。
え、転校手続きは?引越の用意は??
金曜日泣いてきたところに月曜平気な顔で行けますか???

結局リンはお祖母ちゃんのところに行ってしまって、淋しくなって後悔する・・・そんなステップは無しですか?
それともこの先、一時の気の迷いを後悔するのでしょうか??
私、悪い方にばかり考えすぎ??

  そうそう、ゆら先生の側の恋愛ドラマもちょっと進行。
わざと鈍感なふりをして断っているのかと思ったら本気でしたよ。さすが、初対面でテツロウの図星をつける女。
でも、そうなるとかえって最後はテツロウと恋愛しそう。
世間はそのせいで離婚したと思うよね(^^;;;)



<4話>

うわー、その顔反則っ。
自分だって冷血だったくせに、仕事人間の父に顧みられてなかったと知ったときの傷ついた顔!
「黙って言うことを聞け」
って、ずっと言われて育ってきたんですね。そして自分もそう言っている。

先週終わった段階では、子供をひきとって仕事に支障をきたす方向かと思っていたのですが、そんなヌルイ事には流石しませんでしたね。一見順調な生活のまま”違うものさし”があることに気づいてきた様子。

頭ごなしな対応、すべての基準が仕事なこと。
そんな父の嫌な部分をまるっきり自分も真似してしまっている。娘や部下に、小雪先生への評価に。
・・・ココアの飲み方が似ている、というささやかな日常がドンと「生き方」に結びつく瞬間。一話からずっと出ていたココアが生きる、見事なエピソードでした!
自分でココアを入れたい、というリンちゃんも可愛かったよね〜。
いちいちお湯の入れ方まで指導して、『一年のくせにお湯も入れられないの??』と思いましたが、イヤイヤあそこは、娘が何を出来るのかも知らない父親、の描写かも。

実は先週の「泣く娘を抱きしめる」場面、感激どころだった様ですが、私には腹が立って腹が立って。目の前で泣いている子供を抱きしめるのに、何をためらっているんだお前は!
父親の前に人間としてなっとらんぞ、と。 そこから急展開です。

逆上がりの特訓を一緒にして、ついに「出来た!!」抱き上げてぐるぐるぐる〜♪
子供といると、そんな悦びがたくさん転がっているんですよ〜。感激の泣き顔が情けなくて、ステキでしたね〜。
でも、来週には早速「会社を辞めます」と言い出すらしくて、それはまた展開の早いこと。

  自販機のシーンで、いい味出していた要君、今回の言い争い(?)は見せ場でしたよね。山口沙也加も妙に色っぽくて、この先どう関わってくるのか興味津々。



<5話>
「泊まっていってもいいですよ」

焦ってるテツロウさん。君じゃないの。ゆら先生は眠っちゃったリンちゃんに言ってるの(笑)

しかし、週何日も遅くまで家庭教師して(お父さんに連絡帳の書き方まで!)いる上に、家に来たり日曜に会ってあげて、流石に関わり過ぎ。
「周りにいる大人が」出来ることをする、考え方は立派だけれど、この先自分の都合で突き放したりしないでね・・・。

毎日なにか物がなくなって、お母さんが作ってくれた体操着入れまで無くなったショックで不登校になってしまうリンちゃん。うう。可愛そうに。
対応のぬるい担任にいらだち、校長に直談判をするテツロウ。よしよし。
すっかり我が子大事なお父さんですよ。
でも『ちょっと前の俺にそっくり』だからって、怒ってる担任を前に笑ってしまうあたり、マイペースに失礼なテツロウらしくていい感じです。

「会社辞めます」は、もっと欠勤や営業成績でもめた挙げ句の売り言葉買い言葉かと思いきや、もの凄く淡々とした報告なんですね。ノルマ達成してるのに〜っ。
リンちゃんの笑顔をみて決めたのね。

しかし、終盤でなくここで退職話ということは。物語の軸はvs小学校へと移っていくのでしょうか??塾でも開くのかテツロウ??
まず、マンションの中で親子共々お友だちを作りましょうよお父さん!!

展開が読めませんね〜。3年前の浮気ちゃんや、要潤くんはどうなっていくんでしょう、
飛び降りたのは誰??



<6話>

やられた〜!!

いえ、このドラマには毎週してやられているのですが。今週は更に手玉に取られて転がされました(笑)
勢いで退職??と思いきや、再就職先は目処がついてました。
サクッと入院してた小柳父も各所にパンチを効かせてくれるし、また花がねー。渡せなくてねー。
その花持ってゆら先生の家にでも行っちゃうか?とニヤついていたら上手を行かれましたよっ。
「どうして、来てくれたんですか?」
の後の、なっっっっっがい見つめ合いは何事??
(ここでキスにいっても誰も怒らないだろうに!)
そしてもちろん、最後の電話。

観てない人に不親切ですみません。観てください。

飛び降りちゃったんですね・・・。

思えば、「オヤジには言えない」コト。
辞職を知らせたらつい言ってしまいそうなコト
”貴方の様に””肩書きをとったら何も残らない人間になりたくない”って本音を、上司には言っていた様なものですものね。
明日昇進したところで空しい、と思わせてしまった。
驚いたけれど、凄く納得。

他にも、やる気ないが口癖だった先輩くん。
実は彼こそが昇進に拘る男だったなんて。そう言われれば納得だし。

ヘッドハンティングでしょなんて言ってる部下達。 離婚にびっくり。
口止めは有効だったんだ!(不倫ちゃんの動向が更に気がかりに!)

ゆら先生もさ、同じシチェーションで電話が来て片や呼び出しを断り、片や自分から会いに出ていく。これは・・・脈ありすぎですよっ。

雪遊び、雪だるまも素敵だった〜。ああ、濃密な1時間っ!!



<7話>

あああ〜容態急変!!
わわわ〜「ご縁がなかったということで」!!
料理始めてみようか、なんて余裕も出来るかという矢先にこれですよ〜ピンチだテツロウ!
経理に異動にしておけば良かったのに。
元妻も帰国して弱り目に祟り目か??

・・・なるほど、上司と部下って、片方が退職したら肩書き外していいんですね??
見舞いに来たテツロウに、無礼講トークを仕掛ける「井上部長」。
いきなり「テツロウさん♪」呼ばわりの不倫ちゃん。
どちらも、 「小柳部長代理」がただの「小柳テツロウ」になる波紋。

それでも変わらないのが親子で、父子はいつも喧嘩腰。
そして、急接近にみえたゆら先生とテツロウですが・・・ただの「家庭教師と生徒の父」に戻ろうとしています。
テツロウの好きなココアを入れるゆら先生。
「人にいれてもらったココアは美味しい」と言うテツロウ。
いい感じだったのに。

不倫ちゃんとテツロウの関係を誤解した・・・のは単にきっかけで、あるべき「けじめ」を思い出した感じかな?きれいになった鍋でゆら先生の気持ちを表現するあたり、お約束な表現だけれども良かったわ。
よりによって、一番弱ってるときに電話に出てもらえなかったテツロウは可愛そうなんだけどねぇ。

それにしても。
酔いつぶれたテツロウを連れて帰った不倫ちゃん。あのぐでんぐでんをどうやって??
ゆら先生ならお姫様だっこで軽く運んでくれそう(笑)



<8話>

どっから何を言えばいいのか。
まったくもって、目の離せない一時間でした。

スーパーではちあわせる、ゆら先生と不倫ちゃん。
わざわざリンちゃんの好物なんか聞いたりして、どう見ても
”これから手料理作りに行くのよ、ふふん♪”
と挑戦的なのに、なぁんだ銀行の面々と一緒にお呼ばれなだけなんじゃな〜い!!
しかも、再就職がつぶれたことは内緒。

一方のゆら先生、例のプロポーズされた彼に「好きな人がいる」と打ち明けます。もちろん君じゃないってば。
そして当のテツロウにも、「かけてくれて、いいです」・・・困ったとき:私用で電話をどうぞ、と仕事上の繋がりから一歩踏み出そうと告げたのよね?
なのに、部屋を訪れたテツロウの相談と来たら
「妻とやりなおそうと思う」って!!
私に言われてもよ。まったくよ!!こ、この朴念仁っっ!!

君のお陰で変われた、今の僕なら妻も認めてくれるだろう、という感謝の言葉付きなのがますます絶望を深くしていきますね。そんな貴方を好きになったのに。

そうそう、戻ってきた妻よ。キュレーターとして成功してるだぁ??「リンを愛してない」と言ったのは、そのぐらいの覚悟が必要だったからだぁ??
ふざけるなっての。・・・と、ここまでのテツロウの奮闘を観てきた人なら皆思うよね。
でも彼女にとってのテツロウはまだ「別れないなんて、外聞が悪いから」で、「どうせ買ってきた物食べてる」人なのよね。

それでもママ。
戻ってきたんじゃない。「3人で暮らしたい!」
動物園も、リンとパパと・・・・ゆら先生じゃなくママとの3人で行きたい、とリンちゃんが言い出すのは当然だよね。

口を聞かなくなるリンちゃんに、
「分かったら指でサインして」
と言うテツロウ。(扱いに馴れてきてる・笑)
 その場ではどうしても出来なかった「ママとは暮らせない」事への承諾が、翌日の河川敷、2人で買い食いしながら黙って指だけサインになってるの・・・・・胸が締め付けられる様でしたよ。

元ライバル(「え、僕ってライバルだったんだ」とテツロウ・笑)が、打ち明け話なんかして自ら関係を変えて来たのもいい感じでした。
奥が深いよ、これ。



<9話>
「これも、これもこれも私が作った!!」

・・と、凛のへやの手作りグッズを指しながら母親の主張をする元妻。
その可愛い娘を置いていったクセに。
一緒に残されたその手作りカバンが、どれだけ逆にりんちゃんを苦しめたのか語ってやるがいいわテツロウ!!
「僕は変わった」にも「やりなおそう」にも全然聞く耳持たないんだもん。また、テツロウの変貌を知っている筈のお祖母ちゃんが、何も言わずに
「貴女の思うようにしなさい」って。
母親だよね・・・・。

ついに、テツロウの父も言ったわ。
「お前の思うようにしろ」って。
でもテツロウもちゃんと、
「心配してくれてありがとう」って言えて良かった。

何しろ無職だもの。そして、つなぎにとはいえ”洋食屋で皿洗い”だもの。
勤め口の世話ぐらいしたくなるわよ・・・・。
馴れない労働に、手も心もすさんでくるテツロウ。
せっかく来てくれた東クン&不倫ちゃんに当たってしまうほど。でもここでの
「会社を辞めて莫迦だって思うけど、俺がどう思うかは関係ないだろう?」(大意)って台詞もいい感じだったよ。
そして、救いの光リンちゃん!!
「お仕事しているお父さん」を、キラキラした瞳で見つめて「頑張って下さい」って!!ああ、そうなの、そんなこと言われると元気100倍なの!!
リンちゃんには、洋食屋の仕事もちっとも恥ずかしくも情けなくもないんだもん。

・・・出ていく前のお母さんのことだって、そうやってキラキラと見つめていたと思うのにな。それだけじゃ生きていけなかったんだね。加奈子さんは。

「愛されている」ことを喜ぶテツロウ。そうだよ、子供って親が好きなのよ。
夫婦は他人だけれど、子供には2人とも親なんだよ・・・・。
調停は物別れ、次からは親権裁判に突入の模様です。切ないなぁ。



<10話>

泣けばいいと思って・・・。

なんだかそんな、冷たい気持ちになる加奈子とその母の涙でした。
受けて立つテツロウがいきり立たずに、ただじっと見つめたり、「ごめんなさい」と繰り返すばかりで(でも決してyesとは言わない・笑)、相手を非難しないんですもの。
裁判の行方としては、
「『凛を愛してない』って言ったじゃないか!!」
とはっきり主張するべきなのでしょうが、一歩引いて自分の非を認め冷静な主張を繰り返すテツロウの方に肩入れしちゃいますよねぇ・・・。

裁判、本当にテツロウが不利なんでしょうか??
小雪に惚れてる彼のイトコだという弁護士さん、本当に大丈夫なんでしょうか(^^;;;)
小柳父の文章は、感動的でした。裁判に役立つかは微妙ですが〜。

お母さんの家にお泊まりする凛ちゃん(そして凝った髪型になって帰ってくるの。)
丁度そんな1人の夜に、不倫ちゃんに改めて告白なんてされちゃうから、こりゃひょっとして一夜の過ち????とドキドキしちゃいましたけど、今更据え膳喰わないんですね。偉いなぁテツロウさん。
ゆら先生とだって、進展無く。裁判でつつかれることもなく。

「一歩ひいたつき合い方はしたくない」
ときっぱり主張するゆら先生は、小柳父にまで”先生”として接していて微笑ましかったです。ええ。 そんな、いつでも正しいゆら先生。
安易に男女の仲にならなくて安心もしていますが・・・やきもきもしていますってば。

一体、どんな形で物語として決着がつくのか予想がつかなくてあと2回
ハラハラのワクワクです。



<11話>

親権は母に。そりゃそうでしょう。

でも、娘のいいなりに見えたお祖母ちゃんが最後にはテツロウを庇ってくれた、それだけでなんだか報われました。
父親失格、なんていわれたら可哀想すぎるもの。

父親、母親、どちらと一緒でもリンちゃんは幸せ。
と同時に、どちらと一緒でも、もう1人はいない。

結局傷つくのは子供なんだと、痛いほど伝わってくる回でした。(ゆら先生も、離婚家庭育ちじゃないでしょうか??端々にそんな気がします)

親子3人で遊園地に行きたい、「一回でいいから」だなんて可哀想で可哀想で。

審判が下ったら、ひったくるように即座にリンを連れていく加奈子さん。
でも、不安になったの分かるな。あんな父子の絆を見せつけられたら。それをお祖母ちゃんが怒ってくれたのにまた救われます。

そして、茫然自失のテツロウを見つけ、全てを察し、抱き寄せるゆら先生。
・・・逆だっ(笑) 



<12話>

そーしーてっ、「朝まで腕枕」(笑)
デキちゃってるのか??などという下世話な期待はひらりとかわされてしまいました。 朝帰りで揉めたりもしませんよ、ええ。

そして、素直に投げやりに仕事さぼってみたり、
「どうしよう、異議申し立て」
と、相談にもならない様子で縋ってみたりするテツロウ。それをまた正しい道へと導くゆら先生。ほとんど菩薩の域ですよね。

その甲斐あって、「夫婦」は別れてもリンちゃんの「父」と「母」としては協力していこう、との合意に至る小柳テツロウと大山加奈子。
ホッとしました。

聞く耳もたなかった人と語るのを諦めてしまった人と。
元々がボタンの掛け違いから始まった様だったじゃないですか。これ以上すれ違って、同じ思いでいるのに伝わらないなんてコトがなくて本当に良かった!!
なんたって、リンちゃんが笑顔じゃなくちゃね。

そうそう、前回小柳パパが料理までしちゃってたのにはびっくりしましたけどね。
「7才のリンしか知らない」
とテツロウが後悔したように、小柳パパも子供の成長を知らずに過ごした日々を悔いたのでしょう。
(大山パパは結局、声だけ・笑)
最後まできっちりフォローのあったみどり銀行の面々といい、脇もしっかりと描かれていたのが驚きかつ素晴らしかったですよね〜。

そしてラスト半年後。
貸し切りの洋食屋でリンを迎えるテツロウシェフ♪
席は三つ。加奈子と・・・かと思ったら帰っちゃうし。小柳パパはお呼びじゃなくて。きてくれたのはゆら先生でした〜。
ずっと好かれていたのに。自覚なかったんだテツロウ。そんなところも納得で、幸せなラストでした。

そう、笑顔って幸せ。




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