高原へいらっしゃい

1話を見ての興奮と裏腹に、
終わってみれば平凡な出来のドラマでありました。
風景の合成はいけませんですよ。

しかし、全てを知って1人苦悩する若月=西村さんは見応え充分。
いっそ若月さんが主人公だったら・・・・だったら・・・



<1回目>

 に、に西村副支配人カッコイイ〜!!!!! (落ち着け私!)

 新しくオープンするホテルの、スタッフを集めて回る佐藤浩市。有能そうだがわけありッぽい。
 その過去(ホテルを潰して一時は酒浸り)や井川遙との因縁も、変に隠さず一話のうちに、でも小出しに見せる頃合いがナイスです。上手いな〜。
 三々五々集まってきたスタッフの性格描写も楽しく、お約束の揉め事から言い争い>>口がすべる辺りも自然で、なんというかアッという間の一時間、特に突っ込み入れずに見てしまいました。
 今からもう一回見てもイイや。

 そして!面白かった上に西村さんがカッコイイ〜。
 スタッフ一同わいわい戻ってきたところに御登場、「なってませんな」と正論を吐いて場を白けさせる(笑)
「キミはイヤな奴だな」「・・・よく言われます」
 あー、こういう役好き。例えばシェフにはヘイコラしたって何が悪い。それが世渡りというものだよ、若造よ。

(ケンの「TVがないっ!」にちょい受け。無駄に明るい奴で、ウザがって正解らしいのでホッとしました。)

 遙のおじさん(コック)は、ラストに自ら御登場。さあ来週が楽しみです〜!!
 ああ、放映中に一度ぐらい高原に行きたいぞ〜。


<2回目>

 プレオープンまであと一週間、あと4日、ああ、お客様来ちゃったよ!!

 日数を限って緊張感を出すのは結構ですが、あまりに無茶な数字だと困ってしまいます。
 接客の訓練だって日数が必要じゃない。なのに壁紙張り終えるのも間に合うかどうかだなんて。家に普通にお客呼ぶより酷いわ。
 ラスト、毒舌評論家(しかも過去に因縁有り)が1日早くきちゃってとまどう面川が可哀想で、でも笑ってしまいました。メニューでだけ揉めてるンならともかくさ。割れた窓にテープ貼ってる状態だよ(笑)

 金は出さずに、やたらと急かすオーナー。どうやらとっとと売っぱらう予定な様です。つまり彼らは、廃ホテルを改装するためだけに集められたってことですか。(・・・ってことを、面川が分かってムキになっている様には見えないのよねぇ・・・)

 マットレスがボロボロの埃だらけなのよ〜。お金出して泊まるのにあれは酷いよ〜それぐらいは新調してよ〜。
 なのにキッチンだけはピッカピカ(笑)
 2話目にして、あまり泊まってみたくないホテルにランクインです。
 レストランとしてならいいのかな。
 シェフの腕はいいようです。

<今週の若月副支配人>
 怨恨も因縁もない面川につっかりすぎて大人げない〜。
 立ち直ろうとしている人に
「(以前の失敗と)全て逆をすれば成功するわけじゃない」
なんて、今言わなくても(笑)

 突然現れたシェフを、試食もせずに雇おうって駄々こねます。
「ニセモノかも」と言い出す支配人もセットで、子供かい?? 


<3回目>

 レストラン批評家さん、いらっしゃぁ〜い!

 予定より1日早く来られて、ひきつっていた面川支配人でしたが、さすが冷静にお客様をご案内。
 しかし他の面々は大慌てよね〜。
 皿割るわ、絨毯は染みだわ、家具は破けてるわ、シャワーはお湯でないわ。そしてボイラー直せる従業員は河でさぼってる(笑)
 で、散歩に出た神崎を客と知らずに知り合って、職場の内情だの「批評家なんて」とこき下ろしたりしてしまうわけさ。
 その辺セオリーだし、さぼり娘のタメ口にイライラしちゃってたんですが・・・・・あれれ神崎さん嬉しそう(笑)今にも「若い娘はいいのぉ」って言いそう(笑)
 ホテルで制服着て再会しても尚、態度変わらない娘(あんた凄いよ)とバーで飲み交わし、2人抜け出して河原でデート!そりゃ〜、一流ホテルではしない接待ですよね。

 料理を残したり、予定より先に帰っちゃったり、”こりゃダメだ”とみんなに思わせておいて、実は内心うきうきだったらしい批評家先生。人が悪いよ。直接褒めてから帰ればいいのに。
(あ、でもバーテンダー健のトークは褒めちゃ駄目、図に乗る・笑)

 たった1人の客を囲んで、従業員がぞろぞろ動く高原ホテル。でも料理は美味しそうだったし・・・”泊まってもいいポイント”がちょっと上がりました。お湯も直ったしね!
 満天の星、観たぁい!!

<今週の若月さん>
 「失敗だ」「お前のせいだ」とあれこれあげつらって騒ぐ騒ぐ。女の子泣かせちゃ、いくらホントのコトでも株が下がるでしょうが〜(笑)
 ここで「まあ、みんな頑張ったんだから」と褒めておいたら、逆に面川さんが厳しく・・・いいそうにないから嫌われ役を買って出ているんでしょうか。イヤ、思ったらすぐ口に出ちゃうタイプと観た(笑)


<4回目>

 井川遙、最高!!
 いえね演技が上手いとかでなくって。
 何かとウルサイ若い客に眉をひそめ、たしなめに行ってトラブルを起こす接客係。その眉のひそめ具合や、部屋での苦情の言い方が、陰にこもってうっとおしい〜!!
 なるほど、この娘に言われたならムカツクね!

 結局、下のバーで飲み直し。出血半額大サービス。
 時間差ディナーを計画した様に、初めからそう誘っておくべきでした。それは貴方の仕事でしょう支配人。(ホームページ作成に熱中してたのかしら・笑 ロゴまで凝ってびっくりですよ。)

 この、年寄り=上客 若者=迷惑 の図式はいかがなものか。分かり易いけど。
 ボイラー娘のタメ口は親しみやすくて、客のは駄目って。逆じゃん! 記事には「従業員と一緒に呑める」ってきっと書いてあったんだよ(笑)
 元ホテルマンが客を怒らせてもダメじゃん!

   もっと到着時から横暴だった伏線もなく、ウルサイだけ。あのくらいの客なら普通にいるよね?
 予告で相次ぐキャンセル。実はあの4人組が覆面批評家だったり、ネットで悪口が広まったんだったりして。

   前回は1人褒めてもらえず、今回は4人分無料にしちゃった元ホテルマン君。
 どっかで雪辱はなるんでしょうか?

 <今回の若月さん>
 面川の奥さんと食事。
 面と向かってはダメダメ言うクセに、こういう時には褒めているのがオトナです(笑)。


<5回目>

 ああ、OPとEDの景色がきれい。

 大ホテルの値引きセールで、キャンセル相次ぐ高原ホテル。
 じゃあ、よそのダブルブッキング団体を引き受けちゃえ!
・・・・ってさ。
 若造達の勇み足を怒る若月さんが正しいよ。

 「差額を払うペンション側は、ありがた迷惑」ですよね。
 「予約状況を確認しないと」と面川さん。そうですね。
 でもでもそれよりさ、
「昔泊まったの、懐かしいわ〜」
ってフリの客の部屋を、あけておかなくていいんでしょうか。
 前回そんな老夫婦を嬉しそうに迎えたばっかりなのにさー。

 ま、そんな事気にしなければ、結果地元との絆も深まってオーライです。
 バスケ部の連中を見上げ続けて、首の痛くなる若月さん(って、部員2M?)可笑しかったです。喰いまくりってのもお約束よね〜。

 キャンセル客への手紙(私ならもらいたくない)が効を奏して?また予約が舞い込んで次回へ。
 でも 「冬のことは考えなくていい」という社長の言葉が不吉です。さて。

<今週の若月さん>
 ペンション客受け入れを、若者に相談してもらえません。日頃の愛想無しが自業自得とはいえ可哀想。おばさんにも「都会のモンは冷たい」と言われちゃうし。
「私だって、(ホテルを)大事に思ってます!」  なのにね。
 面川さんと同室(さすがに二段ベッドじゃない・笑)。 夜も仕事の議論になりそうですね〜。それが嫌で面川さん、よく事務所で夜明かししてるんですよ、きっと。


<6回目>

 従業員で呑み会×2。「君らしくもない」×2。
 スタッフ同士馴れてきた様で、お客様もそこそこ宿泊の様子。順調じゃないですか〜。

 ・・・なのに1人で暗い顔の若月さん。誰も「どうしたの?」と聞いてくれなくて可哀想。
 「ノルマを達成しないと先がない」って言っちゃえばいいのに。
 不治の病を知らずにいる面川の笑顔に、言うに言えない・・・わけでもなし(笑)

 初めての結婚披露宴は、新婦がバーテン君の元カノでハラハラを仕掛けてましたが、ホテルマンが新婦をさらって逃げる筈もなく。和やかにつつがなくフラワーシャワー。
 「ちょっと待ったぁ!」の後、2人を励して宴が盛り上がるのはお約束ですが、それだけであんなに感激してくれるもの??

 いったん介添えを離れ
”ああ、やっぱり”
と彼女や周囲に思わせておいて、戻ったら彼女の好きな花を持ってるとか、そうそう、お得意のオリジナルカクテルをプレゼントするとか。
 元カレだった過去を活かしたプラスワンが欲しかったです。

 笑えたのが、バーテン君を気遣って直訴のスタッフ。
「2倍働きます!」「私も2倍!」
 ボイラー娘だけが「一生懸命やります!」
微妙にやる気ないでしょう〜??(笑)

 <今週の若月さん>
 そんなわけで、ずっと暗い顔。
「君らしくない」という面川さんも、様子が変だからじゃなく「無駄な出費だとか言わないのか」って、サトいんだか鈍いんだか(笑)
 シェフと飲み交わして、ちょっとは気が晴れたかしら。
 来週はおばちゃんにビンタされちゃうよー。


<7回目>

 若月さん、怒鳴りまくり。

   ホテルに愛着は湧いているのに、秋に売るつもりの社長を裏切ることも出来なくて。
 先週の”言っちゃうと楽になるってば”な感じから、もちょっと深くサラリーマンの悲哀、疎外感、受け入れられていく喜びを描いてくれたようでした。

   いい大人が熱だして外で倒れて運ばれるとは、かなりの大恥ですよね。おまけに、安静って仲間が仕事してるど真ん中でですよ。落ち着かないよ〜。
 そこで、「けんか相手」なおばちゃんにまで看病されて気遣われ、思わず目頭を熱くする・・・・。
 そこだけ観ていると良い場面なのですが、おばちゃんったら横面まで張っておいて詫びもないのが気になる私。「みんな何かを背負ってる」の「みんな」に若月を入れてないまんまなの?
 「あんたも辛いんだね」ぐらい言ってよ。

 ボクの誕生会、あくまで若月はぶっきらぼうに祝うのが良かったです(^^)

 それにしてもこのホテル、騒がしすぎ。ドアはガッシャン、喧嘩は大声。
 部屋を譲ってくれたお客様も「女房に怒られた」って嘘よ、アサミをどやしてる若月の声が響き渡ってたんだわよ(笑)
 せめてエントランスでの言い争いぐらい、歯を食いしばって小声でやってね。

<更に今週の若月さん>
 ねまき、ノーネクタイと無防備な装いも素敵でした。ふふふ。
 ラストはまた、面川に憎まれ口叩くほどに回復した様子。そうよ!社長の予想の上を行ってやれ!


<8回目>

 子供の川遊びなんて、パンツで充分だぁ!!

 いえね、一泊で海に行って来たんです。
 素泊まりで*千円(笑)自炊!それで、疲れながらもTVつけたら2万超えるホテルで子連れでおフランス料理食べて「また来ましょうね」だぁぁぁくおぉぉぉぉぉ!!!
 だったら水着も街までタクシー飛ばして買って来ぉい!!

 もとい。
 小池さん、引き抜きか??の回。
 でも案の定断るもん(笑)。その辺、ドキドキしないこと結婚式の時以下。
 しかし!!
 なんと小池さんには理由があった!!社長との因縁!!(そっか、井川ちゃん関係なかったのかぁ)
 そんな流れにつられて、つい「10月には売却」と漏らしてしまう若月さん!!井川ちゃん小池さんまでいる前で〜。
 これは来週以降が楽しみになってきました。

 ところで、引き抜きに来た八千草薫と小池さんのお散歩。
 せっかくのいいシーンなのに、草地にぱらぱらと咲く造花のひまわりが気になって困りました。
 もっとしっとりした高原らしい花、考えてくださいよ〜。群生でもしていればともかく、ひまわりは「きれいだった」と語る花ではないのでは・・・。
 っていうか、風に揺れる草原だけでいいのに。

 <今週の若月さん>
 八千草さんが大ホテルオーナーと知ると「VIP待遇で!!」とすかさず名刺を渡し、引き抜きと立ち聞き(笑)するやいなや笑顔も出し惜しみ。
 その変わり身の早さが、たまりません。
 売却話も、言っちゃったよ〜。面川1人にこっそり言えなかったところが、分かるような、先日までの苦悩が水の泡の様な(笑)


<9回目>

 「あー、いつになったら休みとれるのかなぁ」

 ・・・って、うわ、この2ヶ月休みゼロ!?
 そうだよねー、ギリギリの人数で連日満室じゃ。でもびっくり。

 スタッフも馴れてきて、しかもやる気満々、予約も入って満室続き。
 やっと(?)順風満帆になったのに、そのせいで逆に高く売れてしまうこの矛盾。社長は会ってくれないし。もっと荒れてもいいのに面川さん。
 あの岩の上から、ほら、若月さんも小池さんも!!
「社長の、バ・カ・ヤロー!!」   
   (注:叫んでませんからね)
 今回「いかにもな外人連れのエリート客」と「作業服の冴えない客」が並んで、てっきり
”・・・と、思わせて作業服の方が大ホテルの斥候”
かと思ったら、観たまんまエリートさんが名刺出してきたのでなんだかギャフンでした。  ボイラー室まで覗いてたじゃない。こそ泥かと思ったよ〜。(客あしらいのトラブル以外で、なにも揉めないまま終わるんですね)
 そのくせ、もらったネジはちゃんと使われていました。
分かり易い!!

 東京で奥さんと会う面川さん。
 ここまでの仕事を評価してくれていたのに、「仲間」の言葉に表情を曇らせて去っていった様な。自分たち「家族」よりも今はそちらが大事なことに傷ついた・・・のかな、なんて。
 でも来週は、奥さんも来てくれるみたいですよね。

<今週の若月さん>
 やっと肩の荷が下りました!
 そう考えると面川さんって主人公のクセに蚊帳の外でしたよね〜。すぐ若者側に立つしさ。
 どうせリメイクなら、いっそ若月さんを主人公にすればよかったのに。
 ”経理一筋から馴れない接客に回され、若造には煙たがられ、おばちゃんには殴られ、恩義ある社長と呑気な支配人との板挟みで苦悩する”副支配人。   いいなー(笑)


<最終回>

 ああ、終わっちゃった〜。

 元ホテルマンが、実は詐称だったのには笑いました。あの短気、伏線だったんだ〜(笑)元バーガー屋くさい描写を抜きにそれをやっちゃズルいでしょう〜。

 買収も決まり、大ホテルの手先はやたらと面川さんを評価しています。
 この辺もね、「どこが?」って思っちゃうのよ〜。手先の人がボイラー室まで覗いてたとき、面川さんは別の客と八ヶ岳登ってたでしょう??いつの間に、面川自身に惚れ込んだわけ??

 しかしまぁ、ずっと見続けてラストに至れば、バラバラに新宿に散る「仲間」に感傷に浸ったりもしますわ・・・。
 「一年後」専門学校で、ホテルマンの卵を育てている面川にも心の中でエールを送りましたよ。

 それが。
 本人に知らせずに再集結ですかぁ〜。
 一年たつと人は変わるじゃない。同じ人、また集めてもきっと、思い出の時間の方が輝いていて上手く行かない気がしてしまうのは、マイナー思考ですか私??
 いろんな場所で、それぞれに生活して、でも同じように「あのひと夏」だけは宝物。そんなラストだって良かったんじゃないかと思ってしまうんですよ・・・。

 もっとも、ベタでわかりやすさ優先な展開だった今までからすると、このラストの選択は完璧といえるでしょう。
 バーテン健ちゃんとボイラー娘の結婚なんて、もうお約束!!

 そうなると、従業員の部屋割りは変わるよね・・・と、また要らないことを考えつつも 高原に別れを告げるのでした・・・。

<最後の若月さん>
 「人間が嫌いでした」 からの告白は、さすが。場がしまりました〜。
 それでいて、皆が口々に語るところでは黙っている。そこも若月さんらしくて嬉しかったです。
 一番変わったの、若月さんだものね。返り咲いた経理部で、OLに「変わったよね・・・」と化粧室で言われていて欲しいです(笑)
 そしてラストの再集結に新妻もこっそり増えていたり、意外に井川ちゃんをゲットしてたりしても良かったのにな〜。

 だって、独身でしたよね。・・・と、これまたどうでもいいことを気にしつつ。
 さようなら、八ヶ岳高原ホテル



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