相 棒
fourth season


右京さんの親戚が出たと思ったら、
最終回にはなんと、亀ちゃんのお姉さんも登場!
この際、終わりよければすべてよし!

亀ちゃん、結婚おめでとう〜

fourth season前半レビュー

<12回目:自然食レストラン>

      
 ネギアレルギーって初耳でした〜。

 しかし、メニューからネギを避けてたからって『=ネギ嫌い』とはなっても『=ネギアレルギー』と断定までの道のりはそれこそ、『殺人』と『未必の故意』ぐらいの遠さがあると思うんですけどねぇ。

 そこの飛躍以外は、実に「相棒」ならではの話作りでした。タマキさんの使われ方とか。事件性の低さとか。(別の人が階段落ちてたら、どうするつもりだったの!!)
これが「相棒」でなく「火サス」だと多分、コックと野菜作りさんがベッドで企むような話になってたと思われます(笑)コックさん後半フェイドアウトさせずにもちょっと話に絡めて欲しかったですねぇ。

  『元アイドル』に反応する亀山と一課の伊丹は楽しかったです。
「メニューの読み方が逆です」といわれて、紙を逆さにしてみる亀ちゃん!ブラボー!



<13回目:携帯電話>

      
 ステロタイプ大阪弁の男!
話しかけられたのが亀ちゃんってのが、意外性ないというか同類なのを見抜かれたかというか(笑)。翌日死体で発見されて、またまた巻き込まれ体質な亀ちゃんです。

「ヒマか?」課長が、実は麻薬捜査が専門という似合わない事実を思い出したのが一番のポイントな回かもしれません。

 ラスト、結婚は男の勘違いだと言い放つ女。
そうかもねぇ。勝手に盛り上がられても困るよねぇ。・・・・なのに、重ねて問いつめる亀山といい、こんな酷い女いないぞって演出されてしまうのは何故なんでしょう〜。
標準語で会話してますけど、同郷ってことは彼女だって愛嬌たっぷり大阪弁で
「そんなん言われたらかなわんわー」
って言ったっていいのに(^^;;;)
その辺、女が悪者な「相棒」の世界観をまたもや色濃く反映です。



<14回目:蝶コレクター>

      
ピンクの蝶。
こんなの昔からいたら、民話や言い伝えに出まくりだと思うんですけど(^^;;;)

 去年発見・同定されて二個体しか標本のない新種:ミヤモトアゲハ。
1つ盗まれたらもう1つも危ないだなんて、オスとメスだったんでしょうか。私なら一匹、いえ一頭いたらもう充分。

 で、第三の標本だなんててっきり、既存のなんとかアゲハの羽が薬品に触れて色が変わった(汚染の証拠、みたいな)だの、そんなことかと思ったら・・・・シンプルに意表を突かれましたねー。
 でももう教授が死んでいる以上、昔友人に贈られた話はどっから湧いてきたんでしょう。
それに、
「ミヤモトアゲハは新種じゃないんです」
そんなセンセーショナルな発言を勘違いしたのなら、その場で殺さないまでも、真意を正すぐらいはして下さい。

 例えば・・・教授は助手に、第三の標本の打ち明け話をしていた。その途中での上記のセリフを漏れ聞いて殺害を決意、の方が筋が通らないかなぁ。

 とはいえ、鬼気迫るオークションは見応えがありました! 千万、億のビットを平然と続ける右京さん!!悪い人ですね〜。

 盗まれた2つの標本は、ひょっとすると破棄されてしまったのかも。
残った1つが、本当に蝶を愛する人の手に渡ったのは素敵なことでした。彼ならとにかく、大切にしてくれるでしょう。
(・・・ハダカで標本愛でるという変態性の誇張は、不要だったのでは)



<15回目:セレブ>

      
『人妻セレブ 全部あげます』(^^;;;)

 欲しい、と言われたら必ずくれる。
それはそれで、相手を傷つけるという右京さんの説教には一理あるかもでした。それに大人同士ならまだしも、子供が欲しがる度ホイホイ物くれるのは迷惑ですよ、しつけにならないよ〜

 でもそうなったきっかけが、小学生時代のお友達がどうこう・・・だったのには、がっかり。 さては写真のお母上の躾がさぞ厳しくて、と勝手に考えてたのになぁ。

 そして、もらいすぎるほどもらってた女は、それをフリマで売っていた。スゴイ!

 それだけで充分成立する話なのに、更にひねって旦那のコレクション魂がついてきましたよ。

あれだけ目立つ壁の空白を、右京さんが気にしないコトがこっちも気になっていたんですけどね。・・・その辺のマニアックな気持ちは、先週の蝶と重なってしまってなんだか残念。週を離して放映した方が良かったんじゃないのかな。(特に私は、続けて録画みちゃいましたから ^^;;;)

 そうそう「デカレンジャーだ!」の場面。
適役の亀ちゃんはいいとして、右京さんが小学生と手をつないで歩いてましたよ!!らしくないっていうか双方気まずいのでは(笑)



<16回目:W杉下??>

      
 B級臭・・・・。

 右京さんが若い女と? と、思ったら姪でした・・・・って。安易な(^^;;;)
その後彼女が、右京さんそっくりな口調で推理を始めるに至ってはちゃんちゃらおかしくって安い同人誌見てるみたいでしたよー。
 楽しくない訳じゃないけど。

 どうせならもっと冒険して、若い恋人(相手の自称、でいいから)に振りまわされる右京さんってのを見てみたかったです。
ゲスト出演の姪にはもう発展性がないじゃないですか。右京さんそっくりって・・・・早い話水谷豊の作り上げてきた右京さんを物真似しているだけでさ。安易安易。
 だいたい、私にも甥っ子はいるけど似ちゃいないぞ。
 その姪っ子の親、右京さんの兄妹の方が興味有るんですけどどうでしょう。
(追記訂正:もっとややこしい遠縁で、便宜上の”姪”呼称でした〜。でも、それなのに似てしまう経緯が怖いです。杉下家の法事にはあんな人がゴロゴロいますか?)
 唯一、当の右京さんが姪の推理を『稚拙』『失礼極まりない』と非難するのが笑えました。傍目には自分も普段同じコトしてるんですよー。

(最近見始めた人なら、とっても楽しく見られただろうと思います。正直「相棒」に飽きてきたのか、期待がいまだ大きすぎるのか?)



<17回目:記者墜落死>

      
 社会派で、良くできた話ではありました。でも、薫ちゃんのバカも右京さん激昂も無し。悪女も出なければ(笑)心理学者も出番なし。
「相棒」でする意義をあまり感じなかったのですが、どうでしょう??



<18回目:節約主婦>

      
 ダメ夫が『無駄遣い』か、殺人こそが人生の『無駄遣い』なのか?(^^;;;)
久々に好きなテイストでご機嫌です♪

 もちろん、実際を考えると無茶な話ですよね。
計画に使う、死体の携帯電話を拾いに現場に戻っちゃ・・・足跡指紋髪の毛、鑑識に拾われますよ〜。
 スーパーのレシートだって、店名・時間・レジ担当まで入ってるじゃないですか。
アリバイ用の、ぴったりな時間のものを『全国からよせられる家計簿から』なんて都合良く持って来られませんよ〜。そんなの、当のスーパーでゴミ箱でも漁る方が早いでしょ、死体の携帯拾いに行く前に(笑)
 突然、 3円安いからって隣町のスーパーに行くタマキさんも妙〜。つい先月には、お高い有機野菜料理に凝ってたじゃないですか(笑)

 それでも、ツッコミいれつつ楽しく観れるのが「相棒」ってことで。
じわじわと追いつめる右京さん。公開収録での華麗な皮むきも、それを派手に誉める薫ちゃんも楽しかったです。(お蔵入りになっちゃったんでしょうねぇ、もったいない!)
 そして連行される際、戻って「もったいない」と電気を消す奥さま。エライ!

 節約は本来、経費の為にするものじゃありませんよ。資源を大事にするものです。ね。



<18回目:ついてない女>

      
 いや、本当についてない(^^;;;)
でも飛行機に乗れていても結局、行った先で掴まるハメに決まっていたのだから・・・・右京さんと亀ちゃんの尽力で、撃った男が死なずに済んで、殺人犯にならずに済んだ。
 本当は「ついてる女」??
皮肉でいいなぁ〜

 車内や機内等、旅先で話しかけてくる人が妙に無遠慮だと、適当に話を合わせて個人情報は言わずにおこうと思うコトって若い頃にはたまにありましたけど・・・・右京さんのしつこく鋭い追求を見ていると、その場限りの嘘をつくのは辞めようと思いますよね。金輪際!(^^;;;)



<20回目:撮影所>

      
 守衛さんいい味出してた! 死体見つけたときのびっくり最高!
特撮「デキレンジャー」がグレーとブラウンってのも笑った〜。残りの色は何〜??

 でも今回も、全体の出来は今ひとつ。

 人を殺してまで守りたかった仕事が、結局は自分のせいで失われてしまうという皮肉。それは哀しくて良かったです。そして
「あと2日待ってくれませんか」
と、ダメ元で懇願する犯人に首を振り
「これが僕らの仕事ですから」
と切り返す右京さんの落ち着きには信念がありましたね。

 ただし、逆に言うと右京さんが激昂するほどの価値もないってことですよ。
着ぐるみ偽装、手間がかかる割に意味なし。山にでも捨てて、とにかく3,4日失踪にすりゃあ作品放映できたのに!

 決め手になった時計の話も単に間抜け。
『部長の葬儀には、俳優の**さんが絶対出席する』と思ったんでしょう?旧作「時効間近」の縁なんでしょう?
そこまで把握しながら、当の**さん自慢の一品も、当時のスタッフ全員に時計が配られた逸話も知らないって何?(それこそ守衛さんでも知ってそうだよ)

 前半、自分の書いたセリフ(ただし没)で脅迫する爆破予告犯にはこだわりを感じただけに、後半謎解きの安易さ・・・画面映えがするから着ぐるみ使おう、イイ話ひとつ入れておこう的流れには納得がいかないですよ。

 そんなこんないいつつ、来週が最終回。えっもう?
毎週「相棒」があることに慣れていた贅沢な時間よさようなら・・・・・。



<最終回>

      
 なんだか寂しくて半年とっておいてから見ました(笑)
この音楽、この会話、ああ「相棒」!!

 最終回スペシャル、どんな巨悪で政治絡みかと思いきや 身内の犯罪(笑)もっとも、ある意味最もあるまじき犯罪でしたよねぇ警察内部で殺し合いって。
毒物刃物に銃etc、押収品使って殺していいなら、どれだけ魔が差すチャンスに恵まれてることか。

 3件同時の署内殺人事件、いや、狙われた本人がピンピンしてるんだから犯人としたら『未遂』かぁ〜皮肉皮肉。またそのターゲット:轟木刑事の無神経の描写が上手くて、恨まれるのも、キケンすり抜けちゃうのも、最後のツメが甘いのも納得納得。

 冒頭、恐ろしげに登場の凶悪犯らしき人物が、青酸カリをお届けする役割しかしていないのがまた、「相棒」らしいんですよね〜。
あああと、もう一つ「相棒」らしいといえば、身近な人の死に皆冷静なところ(^^;;;)
慣れちゃってる、という描写なのか、制作側も謎解きに気が行っちゃってるのか、毎回こういう場面ではひっかかりますが、まぁ仕方ないか。

 逆に、「相棒」には珍しかったのが、女の純情!しかも被害者じゃなく犯人の!
今までの相棒悪女の系譜でいったら、自分の手は汚さないよね。周りを動かして・・・例えばタバコを仕掛けた彼に瓶を預けて、青酸カリ抜き取るチャンスを与えたり。看守君をたぶらかしたり。男を殺す理由も、愛より自分に恥をかかせたってコトだったり・・・しそうじゃないですか?
 それと比べたら、出所後結婚でもしそうなカップル誕生で不謹慎ながら目出度い気持ちになってしまいましたよ(^^;;;) 脚本:輿水さんの女性観が変わるような、なにかが起きたのか??
 それにしても、毒盛る前にまず、落ち着いて告白しましょうね〜。

 そして、美和子と亀ちゃん、祝・なし崩しに入籍!
突然登場して、場をかっさらった亀山姉:戸田恵子。素晴らしい。婚姻届を拾って提出するために来てくれたんですねぇ〜。まったく、最後の最後まで、他人様にケツ叩かれないとダメな2人でした。
(もう「全然」未練ないと言われちゃった鹿手袋さん:西村雅彦。もう登場しないの?・涙)

 秋から始まるシリーズ5、楽しみです♪




fifth seasonレビュー

このページの背景・アイコンはそれぞれ
「写真素材茶房caf trial」さま  「素材の卵」素材の卵さま
&「NOM's FOODS iLLUSTRATED」さまより使用させていただきました。