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シワ――脂肪を注入
自分の脂肪を注入、生着してずっとそのまま
Q.脂肪注入って、どうやってシワをなくすの?
A.シワの折れ目と言うか、へこんだ部分に、自分の腹部の脂肪を注入して、シワをもちあげてなくしてしまうんだ。コラーゲン・ヒアルロン酸などのたんぱく質を注入するのと、考え方は同じ。
Q.コラーゲン・ヒアルロン酸を入れるのと、自分の脂肪を入れるのとは、どう違うの?
A.コラーゲンやヒアルロン酸は、半年から1年で人間の体に吸収されてなくなってしまう。そのたびに再注入しなければない。
脂肪注入は
「脂肪移植」ともいえる。移し変えた脂肪細胞の6割程度は生き残って血管がつながるので、その脂肪はそこにずっと残る。自分の脂肪だからアレルギー反応もない。
Q.どうやって脂肪を取るの?
A.ほとんどの女性が腹部には脂肪が余っているので、腹部に局部麻酔をして、かなり太い針の中に吸い込ませる。その脂肪をそのままシワに注入したり、遠心分離機で、生きている脂肪細胞だけを分離させて注入する。
Q.注入するのはどうやるの?
A.脂肪細胞はかなり大きいので、あまり細い針は使えない。そのために注入するところにも麻酔が必要。1立方センチの脂肪を、何十回にも分けて、針を抜きつつ注入していく。
コラーゲンやヒアルロン酸注入と同じように繊細な技術が必要だ。注射針が太いのでもっと難しく、 コラーゲンやヒアルロン酸注入より内出血が起こりやすく、腫れが多少大きくなる。針を刺したところに三日間くらいはテープを張る必要がある。
Q.脂肪を入れただけでそこに付いちゃうって不思議ね?
A.脂肪の一粒一粒の中に走っている毛細血管が、ある時「吻合(ふんごう)」といって、注入した周囲の毛細血管とつながって、血液が循環するようになる。生命現象の神秘の一つだ。血管がつながらない脂肪は
体に吸収される。。
Q.何年経ってもしっかり付いているの?
A.大丈夫。しかも脂肪はどこに移植されても元々の脂肪の性質を持つ。たとえば下まぶたにお腹の脂肪を移植した場合には、いつまでもお腹の脂肪の性質をもっているので、五年・十年経っても、全体的に太っている人は下まぶたの辺りの状態もふっくらしている。
Q.どれくらいの期間で定着するの?
A.一週間から十日で一応落ち着く。約三週間で定着、一か月から一か月半で本当の結果がでる。
Q.うまくいかないことってあるの?
A. 注入する技術に熟練していないと、シワを取るのに量が少なすぎてシワが取れないし、多すぎるとむくんだようになってしまう。多く入れすぎてむくんだときには、コラーゲンやヒアルロン酸ならしばらく我慢すればだんだん減ってなくなるけれど、脂肪は生着するから自然にはなくなってくれない。わざわざとらないといけない。
Q.簡単に取れるの?
A.体の一部になっている脂肪を取るのは簡単ではない。それにそんな手術を受けたほとんどの患者さんは「こんな医者のところでまたやってもらったら、もっと大変なことになる」とやっと気づいて、美容外科専門医の医者のところへ行く。
患者さんのの経済的な負担も、心の負担もとても大きい。
Q.じゃあ、最初から上手な医者にかからないとだめなんだ。
A.脂肪注入だけは、名医にかかることが大切だ。
Q.脂肪注入の費用は?
A.目の下、頬など一か所で12万円から25万円。顔のシワ全部で100万円前後。
Q.
コラーゲン・ヒアルロン酸や脂肪注入でどんなシワでもきれいに取れる?
A.量を調整すれば、顔のすべてのシワがとれる。上まぶた・下まぶたなど目の周りのシワ、「法令線」と呼ばれる鼻の両脇から口の両端にかけての大きなシワ、など。さらに、こめかみなどシワ以外のところに入れて若返らせることができる。
Q.こめかみみたいな、シワでないところにも入れるの?
A. そう。女の人が歳を取ってふけ顔に見えるのは、しわが増えるからだけでなく、ほおがこけて、こめかみがへこみ、目の下にたるみができ、あごが平らになるからなんだ。それで、こけたほお、へこんだこめかみ、目の下のたるみのへこんだ部分、角張ってきたアゴなどに脂肪を注入して、ふっくらさせると若返って見える。若い人でも少し男っぽく見える人などは、非常に女性らしい顔つきになる。
またシリコンや軟骨などと同じように、鼻や小さすぎるアゴに入れることもできる。.鼻やあごに入れる場合は、なるべく深く、何層かに入れる。
Q.コラーゲン・ヒアルロン酸注入と、脂肪注入ってどんな風に使いわければいいの?
A. 満足できる結果が出ると分っていれば、ずっとそのままが続く脂肪注入がいい。
でも脂肪注入は希望どおりにならなかった時がとても面倒。脂肪注入の名人に最初からかかればいいけれど、全国的にもそういう医者は少ない。心配だったら、一人の医者でコラーゲン・ヒアルロン酸注入を何度かしてもらって、満足な結果が得られたときに、その同じ医者にヒアルロン酸が切れてきた時点で脂肪注入をしてもらうのも安心な方法だ。
コラーゲン・ヒアルロン酸注入
参照
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