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医療ジャーナリスト 大竹奉一 美容外科名医101人 クリニックから大学・総合病院まで、全リスト無料公開
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美容外科 名医リスト

美容外科名医101人 インタビュー

西洋人顔は、
二重まぶただけではできない
鼻を内部から高く長くして、おでこを高くして
Tゾーンを出すことから生まれる

 

福田慶三さん

ヴェリテクリニック 銀座院 院長

                 

美容外科の世界に新しい風を吹き込んで、話題の中心になっている美容外科医の一人が福田医師です。インタビューを通じてその実像に迫ってみました。              インタビュー・構成・文  大竹奉一

美容外科医は、「通訳者」「デザイナー」「技術者・職人」

――美容外科は一般の医療以上に難しいところがあると言われますが。
福田 
一般の医療は病気やケガを、元の正常な状態に戻すと言う意味で、治療の到達点が一定ではっきりしていますし、そのプロセスも、一定の方法があります。しかし美容外科は、患者さんの希望に応じて、正常な状態をよりよいと思われる状態にしますので、一般医科とは異なる難しさがあります。
 美容外科医の最初の仕事は、まず、患者さんが本当にどういう顔や体になりたいのかを正確に聞きだすことです。患者さんは普通の言葉、たとえば、「タレントの誰々さんのようなかわいい目にしたい」とか「鼻をもうちょっと高く、でもかわいく」といったように話されます。それを私達は解剖・医学の言葉に翻訳して理解しなければなりませんし、またそれを患者さんにわかるように戻して納得していただかなければなりません。いわば通訳者の立場です。
 次に、その患者さんの希望を、どういうデザインに具体化すれば、本当に患者さんに満足していただける顔や体にできるかと言う問題があります。私達が描いたデザインの意味が伝わるように、類似した実例写真を見せたり、絵に描いたり、最近ではコンピューターシミュレーションを使ったりして十分に理解していただく必要があります。この部分がもっとも重要な部分です。デザイナーの立場です。
 そして最後に、その描いたデザインにどれだけ近い仕上げにできるかという、技術者として実現する部分があります。いくら良いデザインを考えてもそれを実現する技術を持っていなければ、良い結果が出ないのは当然です。技術者・職人の立場です。
 美容外科医は、通訳者であり、デザイナーであり、そして技術者・職人です。


患者さんと医師とのフィーリングが合うことも大切

――最も気を使われるのは。
福田 
やはりデザインです。私の場合、常に最高の技術的レベルにあるように切磋琢磨し、その技術的な裏づけを元に患者さんの希望に合うデザインを考えます。その上で患者さんにそのデザインについて十分説明して、OKを出してもらって、手術を進め、術中にも何度も鏡を見てもらってできるだけ細かい部分にまで患者さんの希望を入れて、1ミリ単位の手術を進めます。 
 しかし、私が患者さんの希望を聞き取って、もっとも良いと思うデザインを提案し、それに患者さんがOKを出して、そのとおりにベストを尽くして手術したとしても、患者さんが満足されないことがあります。手術したかどうかわからないような、いわゆる、なんちゃって手術をして、その結果に患者さんが喜ばれることもあります。そういう難しさが美容外科にはあります。患者さんと医師とのフィーリングの問題です。
――難しい部分ですね。患者さんとフィーリングが合わないと思われたときにはどうされるのですか。
福田 私が選んではいけないと考えています。私には選ぶ権利はなく、極力合わすのが私の仕事です。「あなたは私の考えに合わないので他に行ってください」、と言うことも一つの選択肢ですが、患者さんはそれを期待しているわけではないと思います。その人に合わせるのがプロではないかと思います。

鼻中隔(鼻を左右に分けている、鼻の真中の仕切り)を
高く、長くすることで、西洋人のようなきれいな鼻にできる

――福田先生が得意としておられるのは。
福田 
一番興味を持ち、今の日本で私だけがしているのは、鼻を内部から、高く長くする手術です。
 今一般的に行なわれている鼻の手術は、鼻骨の上に軟骨やシリコンなどを置いて鼻を高く見せる手術です。土台は変えないで上にくっつけているだけです。しかしシリコンを置いて高くするだけでは、鼻の長さは短くなり、きれいな鼻はできません。西洋人は鼻が高いだけでなく鼻が長いのできれいに見えます。鼻を長くすることなしにはきれいな鼻は語れません。
――鼻を長くするのはどのように。
福田 鼻の中心に鼻中隔といって、鼻を左右に分けている構造物(鼻の真中の仕切り)があります。鼻が短いというのはそれが短いのです。私の手術はその鼻中隔を継ぎ足して高く長くするという発想です。中の「衝立」を高く長くしますから、鼻の穴の形から全部変わってしまって、西洋人にみるようなきれいな高い長い鼻の形になるのです。
 たとえば団子鼻の人の多くは、低く短いので団子鼻に見えます。中の鼻中隔を高く、長くするだけで団子鼻は自然にきれいな鼻になります。
 今の所、私とヴェリテクリニック以外に、この鼻を中から高く長くする手術を、きちんとやって、手術数も多い美容外科医院はありません。
――新しい素材を使っておられるとか。
福田 ゴアテックスとよばれる細かいメッシュのフェルトのような素材を使っています。シリコンは硬いものですが、ゴアテックスは布のようにしなやかで、外から見た輪郭が一番出にくいのです。厚みはそれを重ねれば作ることができます。
――軟骨のような自分の体の一部を使うのと、シリコンなどの人工素材では、どちらがいいのですか。
福田 軟骨の方がトラブルが多くなります。軟骨は半年一年経つと、育ったり変形したりします、輪郭がボコボコ出てくるなど、それ自体が変わってしまうのです。耳の軟骨などの使用は、相当慎重にやらないと、その場でよくても後がどうなるかわからないという危険性があります。シリコンなどは、10年後でもそれ自体は変わりません。

西洋人顔は、Tゾーンが問題、口元は問題ではない

――そういう技術的裏づけの上に、「西洋人顔」が福田先生のひとつのレパートリーとしてあるのですね。
福田 
戦後、みんながどうすれば西洋人のような顔になるかといろいろ考えて、二重にすればいい、しかも二重の幅を広く、また平行形が良いとか言われ、目頭切開などの技術も開発されました。しかし、幅の広い平行形の二重だけができれば西洋人のような顔になるかというと、それだけではまったく不十分です。西洋人顔と言うのは、二重まぶただけでなく、眼に彫りがあって、おでこも鼻も出ているのです。それを作らないと西洋人顔にはならないのです。
――具体的にどのような手術をするのですか。
福田 
眼を引っ込めることはできませんから、おでこと鼻を出すこと、いわゆるTゾーンを出すことで眼に彫りをつくるのです。
――おでこを出すのはどうするのですか。
福田 
骨セメント(レジン)と呼ばれているプラスティックを、額の骨の上に足します。骨セメント(レジン)は40年も前から、脳外科の手術で骨が無くなったところに使われている素材で、安全性も確かで、粘土みたいなものですから、どんな形にもできます。
――体とくっ付かないのですか。
福田 
くっ付かないというのが問題です。ねじで骨に止めます。
――Tゾーンをそんなふうにして、口元などはどうするのですか。
福田 
口元だけでは日本人と西洋人の区別はつきません。鼻から目元、おでこで日本人と西洋人は区別されるのです。
――顎は問題にならないのですか。
福田 
いわゆるエラなどは、西洋人顔を考える場合にまったく問題になりません。エラガ張っている方がセクシーでいいとされています。
 お手元に日本人と西洋人の顔の写真を用意されて、指などでいろいろなところを隠したりしてみると、私の言っていることがよくわかると思います。
――二重まぶたの手術も得意とされていると聞いていますが。
福田 
二重の手術は、鼻と同じで、1ミリ単位で結果がかなり違うので、私が興味を持ち、力を入れている手術の一つです。
――肌の美容などは。
福田 
どんな手術でも、仕上げとして肌はきれいにしなければなりませんから当然やりますが、今は器械がほとんどやってしまいますから、私はあまり興味を持っていません。そこまで自分が極めていないからかもしれないのですが。
――美容外科医療について。
福田 
私は美容外科という仕事が大好きで、自分の天性の仕事だと思っています。患者さんと相談している時も、手術しているときも、術後いろいろ言われるのもあまり苦になりません。患者さんに喜んでもらえればもっと嬉しいですし。
「西洋人顔」にする手術は私のレパートリーの一つですが、西洋人顔にするのが好きだということでありません。西洋人風の要望にするには、鼻の中心から高く長くして、おでこを高くすればいいというアイデアがあり、そういう手術を希望している人がいる、またそういう技術を安全に行なうことができる、そういうことを今の時代に発信すれば、私が今やっている「西洋人顔」ということになるのです。
 西洋人顔だけでなく、今までどうすればいいのだろうかと悩んでいて、こうしたらよくなったではないか、こうすれば喜んでくれるのではないかというアイデアや技術が、私がしている手術の中で、またヴェリテクリニックの3人の医師との交流の中で、数多く生まれてきます。そういうアイデアや技術を毎日の手術の中で、もっと広く提供していきたいと考えています。
――ありがとうございました。


福田 慶三先生略歴
ヴェリテクリニック 銀座院院長
愛知医科大学形成外科非常勤講師


 
昭和60年、名古屋大学医学部卒業、米国メイヨークリニック、米国ミシガン州Craniofacial InstituteとProvidence Hospitalなどで研修。平成8年小牧市民病院形成外科部長、14年愛知医大形成外科講師などを経て、16年ヴェリテクリニック銀座院院長。

美容外科名医101人東京クリニック

ヴェリテクリニックホームページhttp://www.veriteclinic.com/
銀座院オフィシャルサイトhttp://www.veriteclinic.jp/

 

 

 

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