名医を選んだ方法
北海道から沖縄まで、
53名の名医の、診療所・研究室を訪ねてインタビュー
Q.「美容外科101人の名医」って、どうやって選んだの。「名医」に選ばれた医者はいいけど、選ばれなかった医者ってのは、「迷医」か「藪医」か「算術医」だって思われちゃうんだから責任重大だよ。
A.まず、広告費・掲載料・協力費・参加費・登録料など、一切の名目のお金と関係しないことを原則にした。
次に、「社団法人日本美容医療協会」「日本形成外科学会」など、信頼のできる団体の協力を得て、全国53名の美容外科・形成外科の名医のリストを作成した。
Q.それでリスト先にアンケート送って、いろいろ書き込んでもらって、リストをつくったってわけね。
A.それじゃ、その医者がほんとうに名医かどうかわからない、聞きたい事だっていろいろあって、アンケートでは不十分だ。それでその形成外科26名、美容外科27名のリストの医者53名を、一人づつインタビューした。
Q.ふんふん。
A. 「学会か何かの集まりの時に、休み時間かなんかに、ちょっと時間をもらってインタビューしたらいいよ」って言ってくれる医者もいたけれど、私自身の目で、クリニックや大学の研究室で、その人の名医ぶりを確かめたかったから、1年間かけて札幌から沖縄まで、みんな訪ねて、一人二時間くらいインタビューした。
二時間も二人だけで話をすると、その人の人柄ってかなり分るよ。中には「医者にインタビューにくる奴ってのは、医者をネタにして儲けようって奴が多い、お前もそうだろう。出直して来い」って、三度も飛行機で行かなければならなかった医者もいたけど。
Q.で、みんな名医だった?
A.いろいろいたよ。「名医中の名医」ってのもいたし、「すれすれ名医に合格」ってのもいたし。
さらにインタビューした時にその医者に、「推薦できる美容外科・形成外科の医者を推薦してください」って、新たに推薦してもらった。
医者の仲間では「名医は名医を呼ぶ」って言葉があって、名医は、自分が不得意な分野や、専門でない分野の治療は、やはり自分と同じレベルのその分野の名医に患者を紹介しようとする。自然に「名医グループ」ってのができているんだ。逆にお金儲けに熱心な医者は、やはりそういうグループをつくっている。
Q.「類は友を呼ぶ」ってのだね。
A.その取材を元に、2001年に「信頼の名医 形成外科美容外科という本を出版した。
そこでは、インタビューした53人の名医を、私との対話形式で紹介して、末尾に形成外科73名、美容外科61名のリストを掲載した。
改訂版をこのホームページで
A.それから4年経って、改訂版を出そうと思ったんだ。でも今度は書籍じゃなくてインターネットのホームページで伝えようとした。それがこのホームページだ。
医療の中でも美容外科・形成外科の世界の技術の進歩はもっとも早い。出版は、取材・執筆・印刷って一年以上かかるから、出版したときにはもう新しい治療法が普及していることも多い。美容外科・形成外科の最新情報・名医情報をどんどん伝えるにはインターネットは、ぴったりの媒体だ。
Q.前の書籍版と違うところは?
A.前の版は医者と私の対話形式だったけれど、ホームページでは、私と若い女性との対話形式にした。その方が、美容外科の最新情報や医者の選び方を、分りやすく客観的に伝えることができる。その若い女性ってのがあなたなんだ!
もう一つは、リストを充実させた。.前回のリストを基礎に、、新しく調査して101人の地域別の名医リストを作った。2005年10月31日現在のリストだ。
Q.最新版なんだね。
A.さらにそれを整理して女医の名医リスト、美容外科のある大学病院・総合病院のリストをつけた。
Q.その、大学教授が美容外科の手術してくれるって興味ある。大学病院では、どんな風に診療してくれるの?
A.診てくれる科目は、一般の美容外科医院と同じ。費用も自費診療だから、一般の診療所と同じ。でもやはり大学病院だから、最新の治療法を選んでやってくれる。
Q.たとえば?
A.レチノイン酸という、肌の表皮細胞に直接働きかけて分裂を促進し、さらに表皮の下の真皮にコラーゲンの生産を促す薬による治療は、今のところ大学病院でしかやっていない。一般の美容外科医院でも受けられる治療もできるけれど、先進的な治療が得意。一般の美容外科医院ではできない治療を受けるのが上手な利用の仕方だ。
美容外科のある大学病院・総合病院とその担当教授のリスト
Q.女医さんのリストというのも見たいな。
A.美容外科を受けるのはほとんどが女性。でも美容外科の医者は男性が8割。女性のデリケートな部分は分りにくいみたい。女医さんは治療法にしても、アフタケアにしても、細やかな心使いがある。特に肌のケアはかなり違うように感じる。 女医の名医リスト
Q.そうだろうね。お化粧しない男の人には女の感覚ってわからなくて当然だよ。
A. リストはオープンしてから1年間は5000円で希望者に購入してもらっていたけれど、2005年の12月19日から無料で公開することにした。
Q.じゃあ、名医として名前の出ている医者から掲載料とったり、医院の広告もいれてもらうんだね。
A.そんなことをしたら、「やっぱりお金もらってる医者を名医だって掲載してる」って信頼なくしてしまう。掲載料や広告はどの医者からも受け取らない。
Q.でもなんだかんだって、運営費用かかるんでしょ。どうするのよ。
A.自分で作る覚悟。でももっとお金があれば、いい情報をもっとすばやく取材ができると、寄付を呼びかけたけれど、ほとんど集まらないから、自分でつくる覚悟を決めた。どうしてそんな覚悟を決めたかって?自分でもあんまりわからないけれど、こんなサイト、それしか存在することができないかなっと感じて。
|