うつ病ってどんな病気?


SNRI(トレドミン)の効能と復用j方法について

 

■SNRI「トレドミン」とはどんなお薬ですか?
当院では、うつ病、パニック障害などの治療薬として、パキシルと呼ばれるお薬とを使用していますが、それとは別にトレドミンと呼ばれるお薬を処方することがあります。
パキシルはセロトニンに働きかけるのに対して、トレドミンは、セロトニンとノルアドレナリンに作用します。
ノルアドレナリンは、意欲、気力、積極性などを担う物質で、活力の元と言えるような物質です。セロトニンと似た類ではありますが、セロトニンが減少すると、不安や焦燥感、落ち込みといった症状が出やすく、ノルアドレナリンが減少すると、気力や行動力が減少すると言われています。
不安や落ち込みが強い方にはパキシル、意欲の低下にはトレドミンと、症状に合わせた処方をしていくことになります。

■トレドミンはどんな症状に効果がありますか?
うつ病、不安障害、頭痛、腰痛、慢性疼痛などに効果があると言われています。これらの症状は、セロトニンが関与していると言われているからです。
セロトニンが上昇してくると、意欲が出てきたり、不安が解消されたり、気分が穏やかに安定してきます。パキシルに比べ、重症のうつ病に効きやすいとも言われています。

■トレドミンはどのように飲むのですか?
トレドミンは通常、30〜50mgという量から服薬をスタートして、服薬開始から1週間後に50〜100mgまで増やします。上限は200mgなので、充分な効果を得る為に、200mgまで増量する場合もあります。
治療効果は約1ヶ月〜1ヶ月半ぐらいで出てきます。
グラフ-トレドミン
■副作用
トレドミンの副作用として、吐き気や眠気、便秘や、その他、口が渇いたり、めまいや立ちくらみなどが現われる場合がありますが、お薬に慣れてくると除々になくなってきます。
副作用は個人差があり、ほとんど出ない人もいれば強めに出る人もいますが、いずれも 服薬開始から1〜2週間が一番でやすい時期で、それを過ぎると軽減されてきます。
SSRIに比べ、離脱症状がほとんどなく、飲みやすいお薬です。


パキシル(SSRI)

うつ病・パニック障害などの治療薬。

トレドミン(SNRI)

うつ病・パニック障害などの治療薬。

ジェイゾロフト(SSRI)

うつ病・パニック障害・強迫神経症などの治療薬。

デプロメール(SSRI)

うつ病・強迫性障害・社会不安障害の治療薬。

ジプレキサ

総合失調症・境界性人格障害などの治療薬。

リスパダール

総合失調症などの治療薬。

ルーラン

総合失調症などの治療薬。

セロクエル

総合失調症などの治療薬。

エビリファイ

総合失調症の治療薬。

サノレックス

摂食障害や高度肥満症の治療補助薬。
神経伝達物質の役割について
抗うつ剤の種類について

抗不安剤の効能と種類について


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