![]() |
10:00 |
| 夢だと言って (DIS−MOI QUE JE RÊVE) | |
| 監督・脚本は、クロード・ムーリエラス。製作代表は、フイリップ・カルカツソンヌ。撮影は、ウィリアム、・リュプチャンスキー。録音は、ジャン=ピエール・デュレ。美術は、ウーテノル・ゾーン、ジャン=ピエール・コルティーヌ。キャストは、ヴァンサン・デュネリアーズ、ミュリエル・メイエツト、フレデリック・ピエロ、セドリック・ヴィエラ、ステファニー・フレー、ジュリアン・シャルピー。 | |
| イントロダクション 本作は1998年度ジャン・ヴィゴ賞を受賞し、’98カンヲ国際映画祭<ある視点>部門に公式出品された、クロード・ムーリエラス監督の3作目。監督デビュー作「MONTALVO ET L’ENFANT」は1989年度ジョルジュ・サドゥール賞を受賞し、注目された。本作では、子供の心を持ったまま大人になってしまった青年を主人公に、彼と、彼を取り巻く世界のずれをユニークなタッチで描きだしている。! 主人公ジュリアンを演じるのは、映画初出演のヴァンサン・デュネリアーズ。母親ジャンヌをコメディ・フランセーズのベテラン女優ミュリエル・メイエット、父親リュックを数多くの映画に名脇役として出演しているフレデリック・ピエロが演じている。ジュリアンの弟、妹、祖母を演じる俳優たちは皆、映画初出演である。 物語 20歳のジュリアンは、はたから見ると理解できない行動をする、子供のまま大きくなったような、ちょっと変わった青年。彼は他人を怖がる。つながれた動物を見るとすぐ逃がしてしまう。工場の見習い工養成学校でモ周囲から全く理解されない。家族にとっては、彼は夢みがちな優しい子なのだが…。家族は、彼をどうするかをめぐって話し合う。弟ヤニックはジュリアーノを施設に入れようと提案し、妹マリオンはそれに反対する。険悪になりそうな雰囲気を、父リュックはユーモアで和らげようとする。結論を出したのは母ジャンヌで、ジュリアンを家に置いたまま、精神分析医のセラピーを受けさせることにするが、セラピーはまったく効果がなかった。そんな時、リュックの勇気が解決策をもたらす。そして、ある秘密が明かされるのだった。 | |
![]() |
12:30 |
| ねじれた愛 (L’HOMME EST UNE FEMME COMME LES AUTRES) | |
| 監督は、ジャン=ジャック・ジルベルマン。製作は、レジーヌ・コンキエ、ジャン=リュック・オルミエール。脚本は、ジル・トーラン、ジャン=ジャック・ジルベルマン。撮影は、ピエール・アイム。美術は、プァレリー・グラル。編集は、モニカ・コルマン。キャストは、アントワーヌ・ドゥ・コーヌ、エルザ・ジルベルシュタイン、ガド・エレマレ。 | |
| イントロダクション ほろ苦い笑いとともに、人間の真実を鋭く描き出した作品。アントワーヌ・ドゥ・コーヌが軽妙で深みのある演技で一躍脚光を浴びた。初主演作の『ミナ』(’93)での演技が監督の目にとまって本作に起用されたエルザ・ジルベルシュタインも、久々のはまり役で冴えた演技を見せる。また、『パリのレストラン』(’94)で主役を務めたミシェル・オーモンも出演。脚本のジル・トーランはアンドレ・テシネ監督との4本の共同脚本で知られ、『野性の葦』(’93)でセザール賞脚本賞を受賞している。 物語はクラリネット奏者でホモセクシャルのユダヤ人青年と、敬虔で教条主義的なユダヤ人家庭で育った女性との出会いから始まり、悲劇と背中合わせのきわどいバランスの内に喜劇性を追求し、男の中の女性性、愛と欲望の違いなど、普遍的な問題について語りかけてくる。 物語 ロザリー・ボーマンは、生涯を共にする男性のために純潔を保とうと心に誓っている、今どき珍しい女性。ニューヨークのユダヤ人社会で育った彼女は見事なソプラノでイディッシュ語の歌を歌い、フランス各地の文化センターを巡演している。一方、同じくユダヤ人のシモンは男にしか欲望を感じず、とうの昔に家族に背を向け、ユダヤの伝統とも一切の関わりを絶ってきた.ロザリーはシモンに出会ったとたん、彼のクラリネットに心を奪われる。名手はだしの巧みな演奏ぶりに、これほど深い感動を与える奏者はとても崇高な心の持ち主に違いないと彼女は思いこむ。対照的な二人の問に徐々に芽生えていく深い感情。だが偽善と勘違いの果てには、破局が待ち受けている。それは互いの人間的本質は変わらぬままに、すべてが一変してしまう、奇妙な旅の始まりだった。 | |
![]() |
15:00 |
| ジャンヌと素敵な男の子 (JEANNE ET LE GARÇON FORMIDABLE) | |
| 監督は、オリヴィエ・デュカステル、ジャック・マルティノー。製作は、シリアック・オーリオール、ポーリーヌ・デュオー。撮影は、マチュー・ポワロ=デルペッシュ。作曲は、フィリップ・ミレール。キャストは、ヴィルジニー・ルドワイヤン、マチュー・ドゥミ、ジャック・ボナフェ、ヴァレリー・ポヌトン。 | |
| イントロダクション あらゆる映画、小説、舞台の永遠のテーマである悲恋を、ミュージカル・コメディ仕立てで描いた1編。ヒロインのジャンヌ役を演じるヴィルジニー・ルドワイヤンは子供時代からモデルとして活躍、ラコステやブイトーニの広告に起用された美少女。オリヴィエ・アサイヤス監督『冷たい水』(’92)が94年の京都国際映画祭に出品された際に来日し、そこで彼女に一目ぽれした工ドワード・ヤン監督が彼女のために『カップルズ』の脚本を書き変えて出演をオファーしたという逸話がある。彼女に愛されながらもエイズで命を落とすオリヴィエ役は、父にジャック・ドゥミ監督、母にアニエス・ヴァルダ監督を持つ、マチュー・ドゥミ。ルドワイヤンとドゥミはミシェル・マルクス監督「Les Sensuels」(’95)ですでに共演している。監督のオリヴィエ・デュカステルとジャック・マルティノーは、2人ともこれが初監督作品なが ら98年ベルリン映画祭に出品、好評を博した。 物語 ジャンヌは若くて美しい女性。たくさんの男たちが彼女を囲み、入れかわりたちかわり求愛してくるので、彼女はいつも忙しい。そんな彼女がオリヴィエと出会い、恋に落ちる。彼こそが彼女が待ち焦がれていた運命の恋人だった。ところがオリヴィエの体はHlVに感染していて、残された命はあとわずかだった。エイズが発病した日、彼は何も言わずにジャンヌの前から姿を消した。ジャンヌは気が狂ったように必死で探し求めるが、彼の面影はどこにも見つからない。そしてある日、ジャンヌはオリヴィエが死んだことを知った。それでも日々は流れ続ける…。 | |
![]() |
17:30 |
| 変人たちの晩餐会 (LE DÎNER DE CONS) | |
| 監督は、フランシス・ヴェベール。製作は、アラン・ポワレ。撮影は、ルチアーノ・トヴォリ音楽は、ウラディミール・コスマ。キャストは、ティエリー・レルミット、ジャック・ヴィルレ、フランシス・ユステール、カトリーヌ・フロ | |
| イントロダクション 二枚目でコミカルなピエ一ルをティエリー・レルミットが、強烈な変人をジャック・ヴィルレが演じるコメディ。それぞれが持ち味をいかした個性の強いキャラクターを生き生きと演じている。ヴェベール監督は劇作家出身で、この作品の脚本もヴェベール自身が手掛けている。本作品の”優しさの混じった辛辣さ”はビリー・ワイルダー監督の映画を彷彿させるものがあるが、それもそのはずヴェベールの劇作家としての2作目、戯曲「L’EMMERDEUR」は、81年にワイルダーによって映画化(『パデイ、バデイ』)されている。監督としての前作は『ジャガー』(ジャン・レノ主演)で昨年の第10回東京国際映画祭に特別招待作品として出品された後、ロードショー公開された。 物語 毎週水曜日、編集者のピエール・ブロシャンと友人たちは「変人たちの晩餐会」を開いている。ルールはいたって簡単。必ず1人、変人を連れてくること。誰もが認める変人を見つけてきた者が勝者となるのだ。彼らは、お互いに連れてきた変人たちの変態ぶりを競いあって楽しんでいる。今夜、ピエールは笑いが止まらない。なぜなら彼には切り札があるからだ。「俺の見つけたヤツこそ、変態中の変態だ!」その名はフランソワ・ピニョン。フランソワは大蔵省の会計係を勤めているが、妻には全く頭が上がらない。趣味はマッチ棒で大きな建造物の模型を作ること。しかし、そのフランソワこそがとんでもない事件を巻き起こす疫病神だった。 | |
![]() |
20:00 |
| パパラッチ (PAPARAZZI) | |
| 監督・脚本は、アラン・ベルベリアン。製作は、ドミニク・ファルジア、オリヴィエ・グラニエ。共同脚本は、ダニエル・トンプソン、パトリック・ティムシット他。撮影は、ヴィンチェンツォ・マラーノ。編集は、カトリーヌ・ルノー。キャストは、ヴァンサン・ランドン、、パトリック・ティムシット、カトリーヌ・フロ、ナタリー・バイ、エリーズ・ティエルロワ。 | |
| イントロダクション 今や全世界的に有名な職業「パパラッチ」だが、本作品が企画されたのはダイアナ妃の事故の1年前である。次々と話題作に出演しているパトリック・ティムシットとヴァンサン・ランドンが、コリーヌ・セロー監督『女と男の危機』以来の共演で、今回も息の合ったコメディを見せる。ティムシットは『ベダル・ドゥース』で脚本の才能と女装を披露し、最新作アラン・コルノー監督『たれ込み屋』でシリアスな演技を見せる。一方、『優柔不断』『女と男の危機』、本映画祭ではおなじみのヴァンサン・ランドンはブノワ・ジャコ監督『LE SEPTIEME CIEL』(’97)で妻への愛をうまく伝えられずに悩む外科医を演じ、好評を博した。 主人公フランクが解雇される問題の写真が撮られたのがサッカー観戦中というのも、ワールド・カツプの年にタイムリーだ。 物語 「あれはいい試合だったな、ボルドニ君」「どの試合のことでしょう?」「水曜日のパリ・サンジェルマン対ボルドー戦さ」。フランク・ボルドニは上司に写真週刊誌をつきつけられて、凍りつく。それはサッカー観戦中の大スターと渦中の不倫相手を撮った写真で、2人のその真後ろに、フランクがゴールに合せてウェ−ブしている姿が写っていた。この写真のおかげでガードマンの仕事を抜け出して試合を見に行ったことがバレて、職場をクピになったフランク。写真を撮ったのは、狙った獲物は逃がさず相手を不意打ちするのが大得意なN0.1パパラッチ、ミシェル・ヴェルディエだった。フランクはミシェルに仕返しするために、秘密の商人、写真泥棒、純愛の破壊者である例の写真誌の編集部に潜入する。そこでパパラッチ養成短期集中講座を受けたフランクは、今度は逆に憎きミシェルをじりじりと追いつめていく。 | |
パンフレットより抜粋しました。